「だ、だめ……沙良……」


　波折先輩が恥ずかしそうに腕で顔を隠している。もどかしくて、その腕を掴んでどけてやれば、波折先輩はとろんと顔を蕩けさせていた。するりとなでてやればふるふると身体を震わせて悶える波折先輩。あんまりにも可愛くて、俺の限界も早々に訪れる。ぐりぐりとかたくなった俺のものを波折先輩のアソコに押し付けてやると、波折先輩はぎゅっと目をつぶって首を振る。


「あっ……だめっ……それ、……だめ……」

「……欲しそうじゃん、先輩……すっごくひくひくしてる」

「そんなこと、ない……あぁ……あぁん……」

「そんな声だしちゃって……欲しいって言ってみて、先輩」


　息のかかる距離で囁いてやれば、波折先輩がうるうると目を潤ませながら俺をみつめてきた。そんな目でみてもだめだよ、ちゃんと言ってくれなきゃ。ただ笑って俺がぐりぐりしてやれば、波折先輩が意を決したように唇をひらく。



「……いれて……いれて、沙良……」