「アルト(主人公デフォルト名)」の名前の由来はありますか?
声楽・合唱のパートである「アルト」から取りました。アルトが女性の低音パートを指している点はそっと横に置いています。
主人公の戦闘能力が決してローを超える事の無いようにすると念能力の詳細を考える前に決めていたので、アルト歌手がオペラなどにおいてはソプラノやテノールといった他パートに比べメインを張る曲が少ない、というところもキャラクター性に合うかなあと。美味しい所を持って行くのはローであって欲しいです。あとは主人公の声に対しても、男性にしては少し高いものであるイメージを漠然と抱いていた為でもあります。

ハートの海賊団の航海中の洗濯や掃除はどういう風になっているのでしょうか?
このサイト内(連載内)では複数の班による日替わり当番制を採用しています。本編や番外編でちらほらとそれらしき描写を組み込んではいますが、今のところ全て捏造ですね〜。
船員数は約二十人前後に設定してあり、一班につき六人前後の計三班編成が基本の型です。最大一班につき三人前後の計六班構成になる場合もあります。と言ってもこれらの要素が作中で明言されているのは「再生する春」でのマリンフォード到着直前とウォーターセブン滞在中ぐらいなんですけども…。因みにコック担当はほぼ厨房常駐なので他の家事は免除、ローはクルーの病欠や怪我が無い限り当番除外です。
潜水中、及び悪天候の中の航行中は洗濯物を干す事と甲板掃除が出来ないので、その場合は備品の整理とか普段手の回らない場所の細かい掃除をしていると思います。船長が医者なのでクリンリネスにはきっと気を遣っているという理想。

音楽・映画・小説など意識して触れるものはありますか?
・音楽
基本的に一択ですが、執筆前によく聴きます。私の中で勝手に「まばゆいパレード」のイメージ曲だと思っているボカロ曲が一つ在るので、それをイヤホンで大音量で聴く事も。
のボーカルの歌声と歌い方が数多居る歌手の中で一番好きなのと、このバンドの楽曲の歌詞は全てをボーカルの方が作詞されているのですが陰や棘の有る綺麗な言葉が並ぶ事が多いので、ヘヴィなサウンドと併せシリアスな場面や戦闘シーンを書くお供に選ぶ事が多いですね〜。一気に世界観に浸れます。(アーティスト名のみ検索避け対策として画像化済みです)

・映画
これだけファンタジー要素満載な原作をお借りして創作していますが、ファンタジー物に限らず映画を全く観ません…。自分でも勿体ないなとは思うのですが、どうにもドラマや映画鑑賞が苦手なんです…。集中力が続かなくて。

・小説
ライトノベル作家の甲_田_学_人さんから物凄く影響を受けています。この方の著書には漏れなく凄惨な痛みの表現やグロテスクな描写が多分に含まれる為万人にお勧めは出来ないのですが、その"痛み"の表現の緻密さもいっそ感嘆もので、且つ人間の負の感情を描く事に非常に長けた作家さんだと個人的に思っていまして。既刊はどれも決して明るい読後感は得難いのですが、刺激が欲しい時によく読み返します。

調理や料理のシーンはキッチンにいる時に思い付いたりするんでしょうか?それともレシピ集等ですか?
基本的には思い出しながらの執筆、というのが一番近いように思います。
日頃から割と料理をするので、調理器具や食器を介して伝わる食材の感触だったり、作ってる最中の見た目や音だったりはスムーズに思い出せるのが幸いしてます。家庭料理の描写は自分の記憶に頼ってますね。
「ネオンカーニバル」に出て来たようなホテルのビュッフェで登場しそうな品と言いますか、普段から馴染みがある訳ではないような料理は、ネットで検索した画像を見ながら描写する事もあります。美味しそうだと言って貰えて嬉しいです、ありがとうございます〜!

小説を書く上で気を付けている事は?
・一つの対象に対して同じ表現ばかりを使わない
文章が単調に見えないように、という点で気を付けているところです。目や手、顔のパーツは頻出しがちなので、目なら瞳・視線・目線・眼差しなどの単語、顔を指すなら表情の種類などを複数使う事が多いですね〜。
例えばですけどもローの目が、という一節が一話の中に何回も登場する事を避けたいので、描写を必要とする時には灰色を溶かした虹彩が〜だとか切れ長の双眸に〜と言い回しを変えます。これはキャラクターの容姿、風景、心情など全てに関して気にしてはいるつもりです。自分が表したいものに当てはまってくれる単語を探す事を繰り返す内に、自然と覚えてる言葉の数が増えてる気がします。

・日頃見掛けない単語はなるべく使わない
あんまり難解な漢字や慣用句などが並ぶと読む方を選んでしまうかなあ、と個人的に思うので、取り敢えず自分がパッと見で読み方が解らない漢字は出来る限り使わないようにしています。ただ私個人の拘りで、いい→良い、まま→儘、と常時変換しているものもありますが…。それから分かる・解る・判るの読み仮名は全て【わかる】ですが、宛がう漢字によって意味が少し変わるので、この単語も誤用が無いようには気を付けています。とか言ってミスしてる箇所絶対ある。
同じ文字書きさんからの質問という事でやや緊張しながらの回答です…恐縮します…ローの口調はまだ私も掴めていません。冷静で落ち着いた人柄かと思いきや麦わら一味と同盟組んでから新たな顔を見せ始めたので、トラファルガーさんの描写に今後も苦心する確信しかしません。まったく引き出しの多い外科医ですよ…好き…。

今後おふざけBL企画のご予定は?
ふざけていないBLのアップ予定はありますよ〜!39(サンキュー)万ヒットを記念して行いました記念話の内容に関するアンケートで「BL」が一位を獲得しましたので、ロー×アルトで目下書き進めております。これ以上更新をお待たせする中編を増やしたくないので、この話だけは完結させてからアップします…もう暫くお待ちください…!
年末時点で全体の半分ぐらい出来ていたのですが、この感じだと20話以内には収まります。一回で良いからこの二人を掛け算したかったので書いていて楽しいです。良ければ無事アップ出来た際にはお付き合いください!
ただ2015年のエイプリルフールに公開したふざけてる方の話も有難い事にご好評頂いているので、今年はどうしようか考え中です。個人的にはネタメモ帳へ載せているカジノのディーラー設定のアルトに外科医が一目惚れ()する話を書いてみたいですが、ローに対するアルトの好感度の上げ方が分かりません。未来閉ざされた。

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