小せぇ時、



「ずっと一緒にいようね!」



そう約束した………




お前と、ずっと……





獄寺 「ふぁ……」



つまんねー……



授業なんて聞いても何の特にもなんねーだろ……




『獄寺君』



獄寺 「…………あ?」



急に隣の席の奴に声かけられた。



何だっけな、名前……



『獄寺君、すっごく眠そうだね?』



獄寺 「………あぁ」



『とか言ってる私もそうなんだけど(笑)』



そいつは



ふんわりと笑った。



獄寺 「……つーか、何の用だよ」



『んー?別に用は無いんだけどね?』



獄寺 「そーかよ」



先生 「獄寺!苗字!!私語してる暇があったらこの問題解け!!」



あぁ、苗字か、こいつの名前。



確か……



『13分の1です』



先生 「正解だ。次獄寺!」



獄寺 「23」



先生 「(くそっ2人とも即答して!!)正解だ。ちゃんと授業聞いとけ!」



『はーい』



獄寺 「………」





1年の時、学級委員だったな……



それに



『別に良いじゃんね?授業暇なんだし』





裏では名前を知らないヤツなんかいないってくらい有名らしいからな。

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