「やぁっ、んんっ…やだって、ばぁっ!ひぁ、っ」 「ヤじゃねーだろが…」 臨也はセックスするとき、異常に嫌だ嫌だと連呼する。初めこそその言葉に惑わされて行為をやめたり手を緩めたりしたが、今となってはこの否定にも慣れっこだ。 「も、ばかぁっ…!ひぅっ」 しこりたった乳首をちゅう、と音をたてて吸う。華奢な肩はぴくりと震え、そしてまた口が否定を紡いだ。 「ゃあっ、そこ、いたい…っ!」 痛いのが好きなんだろ。 耳元で囁き、柔らかい軟骨を甘噛みする。震える内股を撫であげると、臨也が内股になり膝を擦り合わせた。まつげは涙を含み、重そうだ。膝を掴んで足を開かせる。桃色の先端からは透明な液体があふれ、伝い落ち、ひくつく穴を濡らしていた。 「やらしーなぁ?あ?どんだけ濡らしてんだよ。女みてえだ。」 「ふぇっ…ばかぁ!、シズちゃんの、せえ、だろっ…!」 キツく目を閉じ、臨也はぱたぱたと首をふった。 「なんでだよ。つか足閉じんな。」 ぐ、と足を閉じようと込められた力は、しかしひどく弱い。こいつは、嫌だなんていいながら抵抗する気など、ないのだ。 「アっ!い、やだ…抜いて、ばかっ!ああっ、んっ」 くぷくぷと指をゆっくり穴へ沈めていく。縁を親指の爪で引っ掻けば、大袈裟に腰をくねらせた。 「…てめえ、自分でやってきただろ。」 「…ふ、ぅう、んっ…ら、らって…ぇ、」 嫌に柔らかく、すぐに指を二本くわえ込んだ穴は、どうやら臨也が事前に慣らしたようだ。 何が嫌なんだ本当に。 「し、しずちゃぁ…」 ぐちぐち出し入れを繰り返していると、臨也が甘ったるい声であのあだ名を呼んだ。視線を向けると、顔中を涙やら唾液やらで濡らした臨也が、じ、とこっちをみている。 既に完全に勃ちあがり、痛いほどに張り詰めた股間が更に熱を持つ。 初めは戸惑った否定の言葉は、今となっては俺を煽る材料にすぎない。嫌だと言われればもっとやりたくなるし、痛いと言われればもっと痛めつけたくなる。臨也は本当は気持ちいいくせに、いやだいやだと言うものだから、加虐心は煽られていく。 黙ったままの俺に不安になったのか、臨也は小さく腰を動かした。 「シズちゃ、ねっ…ん、んぅっ」 「あ?」 指をゆっくり引き抜き、またゆっくり差し入れる。ゆるゆると腰が動く。 「ね、もう、…指じゃ、やだぁ…!」 こっちのやだも、エロかった。こいつ、本当に、エロい。 やだやだ臨也楽しかったです^▼^ 五反田さん、リクエストありがとうございました! |