下着越しに股間を揉みしだかれ、膝が震える。背中に這う舌の感触が更に悦楽を増加させた。 崩れかけた膝を支えるようにしてシズちゃんは俺を後ろから抱きかかえ、正座させてソファーに座らせた。わかめ酒っつったっけ。本当に思考回路エロ本だな。 シズちゃんは日本酒の蓋を素手できゅぽんと開けると、俺を見る。駄目だ、完全に目がすわってやがる。不覚にも力が抜けてしまった体をなんとか引きずって逃げようとするも、がっしりと腰を掴まれているのでそれさえできない。ずるりと下着を脱がされる。勃ちあがりかけたそこを撫でられ、先端に爪をたてられれば、甘い刺激が体を駆け抜けた。唇を噛んで耐えようにも、快楽を知った俺の体は更なる刺激を求めて疼いた。 「…っシズちゃん、まじで?どんだけマニアックなわけ?つうかわかめ酒って、男でやるもんじゃないでしょっ…!」 「うるせぇ…。おい、ちゃんと足閉じとけよ。」 「ちょっと、話聞けよっ…う、ひぁっ、待っ…てっ…冷たい!」 ちゃぷん、と瓶を傾け、透明の液体が股間の窪みへと注がれていく。冷たい。酒があふれ出んばかりに注がれ、やっとシズちゃんは瓶を机に置いた。 「…もうどろどろだな。」 「っ…、うる、さいっ…!そんなことより、早くどうにか、してよっ…!」 少しでも動いたら零れてしまう。強く睨むと、シズちゃんはにやりと笑った。 「臨也くんは酒股間に入れられて感じる変態なんだなあ?」 「男の股に酒入れて楽しんでる方が充分変態…んっ!」 シズちゃんはソファーから立ち上がり、液体の揺れる股間に顔をうずめた。じゅ、と音をたてて酒を啜る。それを飲み下すと、ゆっくりとペニスを口に含んだ。 ずるずる先端を吸われれば、抵抗することなどできなくなる。 「っ…んっ、…っ、んぅ…、」 「…なんで声出さねえんだよ。」 「ふぁっ!?や、それ、やぁっ…!」 先端の窪みに爪を立てられ、びくんと太股が震えた。ちゃぷ、と酒が零れる。もったいねえなあと呟き太股を伝い落ちる酒を舐めとられる。ぞくぞくと這い上がるもどかしい快感に耐えきれず、俺は小さく呟いた。 「も、やだぁ…シズちゃ、お願い…!」 「ダメだ。酒全部呑むまで待ってろ。」 「そん、な…、あ、ふぁっ!」 またシズちゃんは酒を啜り始め、同時にくりくりとカリを弄られる。 股間に溜まった酒を呑むシズちゃんを見ているのさえつらい。俺は兎に角早く終わるように願いながら、強く瞳を閉じた。 やっと酒の冷たさを感じなくなり、俺はゆっくりと目をあけた。すると口に酒を含んだままシズちゃんは俺に口づけ、温くなった酒を流し込んでくる。苦しさと酒の甘さに目眩がする。 「ん、んぅ…んーっ、」 満足に呑み込めず、酒が口から垂れる。苦しい。 どんどんと胸板を叩くと、やっと舌が離れていった。 「はぁっ、ふ…、く、るしっ…!」 「…臨也」 「…、な、に。ちょっと、俺、いま苦しいから、」 「もう一杯」 「……しね」 酒は呑んでものまれるな! ぶっちぎりすいません 静雄は別にお酒呑めればなんでもいいんだけどまあ臨也いるしわかめ酒やるか、なノリの話を書きたかったんです 公式を完全に無視したお酒話でした |