にやりと凶悪に笑った静雄は臨也の上のスウェットを脱がし、それで両手を上に縛り上げた。抵抗しようにも静雄の規格外の力に押さえつけられ、まったく意味を成さない。 「何シズちゃん、そんなに俺に精液飲んでほしかったわけ?」 どうにか優位に立とうと笑いを浮かべて臨也は言ったが、静雄に簡単に頷かれて怯んだ。それ以上言葉が出てこないようで、呆けた顔で静雄を見つめている。 「っ、シズちゃんてさ、前から思ってたけど結構変態だよね。」 「うるせぇよ。てめえよりはましだろ?臨也くん。」 「俺のどこが変態だよ…、ひっ」 強く乳首を押し潰され悲鳴じみた声があがる。静雄は笑って臨也を見下ろした。 「っ、こんの、変態鬼畜野郎…!!」 「乳首で感じる臨也くんよりは正常だと思うがな?」 静雄はふんと鼻で笑い、近くに転がっていたローションを手に取った。ひくりと臨也の顔がひきつる。 手のひらに中身をだし、それを臨也の胸に広げていく。まるで乳房をもみしだくような手つきに臨也が顔をしかめた。 「シズちゃんて、ん、女と経験ないん、じゃ、ないっ、の?」 「んなわけねえだろ。てめえと違って正常な高校時代を送ってきたんだよ。」 「はっ、そんときから、俺ばっか、見てたくせ、に、んやぁっ」 強く乳首を捻られ体をよじる。くりくり円をかくように擦られ、先端に爪をたてて引っかかれる。もどかしい甘い刺激に臨也の瞳がゆれた。 「っ…シズちゃん、も、そこ、やだ…、」 「好きなくせになにぬかしてんだ。」 ローションで薄いピンクになったそこを甘噛みされ毛がそわだつ。静雄があめえと顔をしかめながらも、赤くなった乳首を舐めた。 「ひぁっ…、やぁ、シズちゃん…、んっ…そこばっか、やだ…」 「じゃあどこがいいんだよ。」 明らかに楽しんでいる静雄を睨みつけ、しかし快楽には勝てないようで、臨也は切なげに口を開いた。 「下もっ、触っ…て、っ…」 満足したように静雄は笑い、下半身へと手を滑らせた。スウェットの上からでも分かるくらい勃ちあがったそこを手で包まれる。熱く熱をもった雄を取り出し、上下に扱く。先端の割れ目を撫でられ、先走りがとろとろと溢れ出した。 「ひぁっ…ん、あっ…シズちゃ…、んぅっ…、」 「取りあえず一回イっとけ」 耳元で低く呟き、早くこすりあげると、臨也は呆気なく果てた。肩で荒く息をし、潤んだ瞳で静雄を見上げる。その瞳は快楽に溺れ、更なる刺激を求めていた。 まだまだ続きます。 次こそ書きたいシーンが書けそうです。 |