「ヤマトー!賢くーん!」
「え、ぁ、うわっ!」
突然、何者かに抱き着かれたヤマトと賢はその衝撃に耐え切れず、共に地面に倒れこんでしまった。
スキスキスKISS!
「いてて…おい、純!なにしてんだよっ!」
「純さん、大輔たちとアメリカに行ったんじゃなかったんですか?」
立ち上がり、数時間前に分かれたはずの彼女に質問をするが、純はずっと俯いたまま、答えようとはしなかった。
「僕たちねー、ミミに太一のところに行っていいって言われたんだよー。」
「でも、太一、女の子にちゅーしてたんだよねー?」
純の代わりに答え始めたロップモンとテリアモンの話はこうだった。
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bkm