coming closer1



その事実を知った時に、初めて自分の中にもこんな感情があるんだって知ってしまった。

いつも3人一緒だったのに。


「おあいて、そろそろ部室閉めるよ?」

「待って〜!」

部活が終わった後、自主トレでボールを蹴っていたら、マネージャーのなまえに呼ばれた。


「なまえ、遅くなってごめん!」

「大丈夫!ちょっと確認するね。」

俺が帰る支度を終えると、彼女が戸締まりのために部室に入った。
2人きりのチャンスに口角が自然と上がる。

今日は確かめたい事があった。

「ねぇ、なまえ」

「ん〜?」

道具がきちんと仕舞われているか確認しながら、俺の呼びかけにも生返事だけ。

「おあいて2の体調は?」

同じサッカー部でいつも一緒にいるおあいて2は風邪をひいて休んでいた。

「熱下がったから、明日から学校来るって」

部室の点検しているなまえは
俺に背中を向けたまま。

「ふーん。で、いつから付き合ってるの?」

「えっ?」

その言葉に動きが止まる。
振り返った彼女は驚いている。

「知ってるんだよ。
俺に隠れて2人でこそこそ
付き合い始めたって。」

「おあいて…」

いつもみたいにニコニコしながら
なまえに歩みよるけど
彼女の表情は強張っている。

俺が一歩近づくと、君は一歩後退る。
壁の際へとじりじりと追い詰めた。

「逃げないでよ」

「やっ…!」

彼女の腕を掴んで、そのまま部室のベンチに押し倒した。

投げ出された鞄が棚に当たる。

ガシャンーーー

乱暴な音をたてて、床に道具が散らばった。

「ちょっと!離して…!」

彼女の瞳には怯えと焦りが入り交じっている。
なまえの両腕を掴んだまま、馬乗りになった俺。

「どうせもうおあいて2とヤッたんだろ?
俺にも味見くらいさせてよ。」

「何バカな事言ってんの!?」

なまえが俺から逃れようと必死にもがくけど、無駄な抵抗で俺の力は弱まる事はない。

「俺だって、ずっとなまえの事が
好きだったんだよ?」

なまえの制服に手をかける。
ブラウスのボタンが弾け飛び白い肌が露になる。

「お前もおあいて2も
その事知ってたくせに…!」

首筋に甘く歯を立てた。

「痛!」

なまえが顔を歪めるも、お構いなしにはだけた胸元に唇を寄せる。
まるで、動物が自分のものだと主張するかの様に次々と紅くマーキングをした。


「んっ…ふぅっ…」

そのまま舌を這わせて、胸の先端に吸い付く。
なまえの口からは吐息が漏れる。
仔犬が母親の乳を求める様に
吸い付きながら舌で先端を刺激した。

「かわいい…」

ぷっくりと主張した胸の突起。
大好きな彼女が俺の愛撫で感じてくれた事で喜びが胸に広がる。

「こっちはどうなってるの?」

「あっ…ダメ!!」

身体を彼女の両足の間に割り込ませて、脚を閉じようとするなまえを押さえつける。
スカートを捲り上げて、ショーツを取り払った。

「きれい…」

そこにはいつも想像の中でしか触れる事が出来なかった、君の秘密の場所があった。

「なまえ、気持ちよくなってね」

肉襞に舌を埋め込む。
綺麗な薄桃色の粘膜を掻き混ぜる様に舌を動かす。

「はぁっ…おあいて…止めてよぉ…!」

なまえの制止を物ともせず
彼女の膣内を確かめる様に
丁寧に肉襞を舌で撫で付ける。

「あぁっ…やあぁっ!」

夢中で舐め続けていると、いつの間にか君の身体が大きく跳ねた。
同時に膣壁が舌を締め付ける。

身体を起こして彼女に視線を落とすと
全身の力は抜けていて、肩で息をしていた。

涙で潤んだ瞳
紅潮した白い肌
荒い呼吸に歪んだ口許…

もう、我慢できない―――

「おあいて…それだけは…」

「やだよ。もう無理…」

彼女の必死の訴えを無視して、
花びらに自分の雄を擦り付ける。
なまえの膝の裏を抱えて膣肉に埋め込んだ。


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