sweet vanilla2



「はぁっ…あぁっ…あんっ!」

イッたばかりの膣内に、性急におあいてが侵入してきた。
蕩けきった花びらを掻き回されて、腰を震わせていると

「いつもよりキツいよ、なまえ?そんなにアイスがよかった?」

と、口許にアイスと私の蜜が混じった淫らな液体をつけたままの恋人が意地悪に尋ねてくる。

「やぁっ…違うのぉっ…」

「うそつき」

私の目を覗き込みながら、舌で口許に付いた液体を舐めとる姿は艶かしくて
それだけで、子宮がきゅんっと反応してしまう。

「また締まった。なまえカワイイ…」

嬉しそうに笑うおあいては、私の唇をペロッと舐める。


「「はぁっ…はぁっ…」」

強く抱き締められながら膣奥を捏ね繰り回され、
私達の呼吸が溶け合っていた。


「なまえはどこ舐めてもおいしいね」

奥の方を抉りながら、耳、首筋、鎖骨、胸…
まるで私の身体そのものがアイスクリームであるかのように舐め回すおあいて。


「あぁっ…はぁん…」

思わず、甘い声が出てしまう。

全身に舌を這わされながら、膣壁を擦りあげられる感覚に身体が痙攣を始める。

狭いソファで身体を密着させながら、激しく腰を打ち付けられると

「やぁっ!おあいて!!」

彼自身を締め付けて、絶頂を迎える。
その刺激で、おあいての肉棒も質量を増した。
数回腰をグラインドさせた後、おもむろに肉杭を抜く。

「…くっ、なまえ」

すると、私のお腹に熱が広がった。
余韻に酔いしれてぼんやりとしていると

「ねぇ、なまえ残り舐めてよ」

おあいてが私の顔に近づいてきて
肉棒を唇に擦りつけてきた。

「あっ…」

快感に思考を奪われている私は、
言われるがままに鈴口に唇を寄せて
残りの精液を吸い出す。

「ん…んむっ…んん…」

一生懸命舌を這わせていると苦い味が口の中に広がった。
彼自身が引き抜かれると、白い液体が私の口の端から垂れる。

「…っ、やっぱ本物だよな」

こっちの方がエロくてカワイイ――

私の口許に付いた精液を親指で拭うおあいての笑顔は、
アイスクリームよりもずっと甘かった。




(ねぇ、何でおあいて2と結婚するかも
知れないのよ?)

(夢でみたんだよ!超リアルでさぁ
俺とおあいて2が結婚式挙げてるの!
なまえも祝ってくれてて)

(…何それ、変なの!)

(確かにね。俺、結婚するなら
なまえとって決めてるし…)

(えっ!?)


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