送られ狼2



「イイよぉ…おあいて…もっと…」

ベッドが軋む音が部屋に響く。
おあいての肉棒が、私の膣内をガツガツと激しく抉る。

「なまえ、愛してる…」

逞しい腕で私の腰を掴んで、腰を思い切り打ち付けてくる彼の表情は妖艶な男の顔。
額に滲ませた汗が、色気を醸し出していた。

「はぁっ!あぁっ!ふぁ…ん!」

与えられる快楽に意識を連れていかれない様、私はシーツを握りしめる。

シーツには、私の愛液とおあいての先走りの液が混ざりあいながら、染みを作っていた。


「ねぇ先輩、チューしてよ」

見上げると、正面におあいての顔が迫っている。
膣内を突き上げながら、彼がキスを強請ってきた。

「はぁっ…ふぅっ…あっ」

気持ち良すぎて、その声に反応出来ない。

「ねぇ、お願い」

彼は私の状態を察したのか、腰の動きを止めた。

「っあ…おあいて…」

名前を呼びながら、その首筋に手を回す。
彼の薄めな唇に、そっと自分の唇を重ねた。

すると、ぎゅっと抱き締められた。
同時に、膣奥までおあいての肉棒が食い込み

「あぁっ…!!」

思わず絶頂に達してしまった。
ヒクヒクと膣壁がおあいてを締め付ける。

「なまえ先輩、かわいい!」

頬っぺたにキスが落ちてきた。




行為が終わった後、

「せんぱ〜い、抱っこして〜!」

おあいてが裸のまま私に抱きついてくる。
さっきまでの男らしさは何処へやら、
私の胸に顔を押し付けていた。

「…もしかして、おっぱい好き?」

「うん!柔らかくて気持ちよくて安心するんだ」

顔を上げた新しい私の彼氏は、いつもの笑顔で嬉しそうに笑う。

そんな可愛い彼の頭を撫でながら、私は眠りに落ちた…


――後日

「もしかして、飲み会の度に酔っ払ってたのって…」

「なまえ先輩にお世話してもらいたかったから!」

「…やっぱり」

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