sparkling peach2



直下立った俺をなまえが包み込む。
久しぶりの感覚は俺達の会えなかった時間を一気に吹き飛ばす位に刺激的。
早く欲しくて、一番奥にいきなり口づけてしまった。

「なまえ気持ちいい?」

「はぁっ…あぁっ…」

下から突き上げられる感覚に弱い彼女は、
俺に必死にしがみついて強い快感に耐えていた。奥を刺激する度に甘い鳴き声をあげて、身体を震わせるなまえ。 君の声をもっと聞きたくて、膣内を抉った。回数を重ねる毎に潤いが増していく。
久々に重ねる肌は熱くて、甘くて俺自身の欲望が我慢できない。

「ごめん…久しぶりだったから
優しく出来そうにない…」

なんて思わず溢してしまった。

「ん…おあいて…もっと…」

するとなまえはおねだりしながら唇を重ねてくる。

「めずらし…どうしたんだよ?」

こんな積極的な君は初めてで、驚いて思わず動きを止めた。

「…かったの…」

「えっ…?」

あまりに小さな声だから聞こえなくて、聞き返す。

「寂しかったの…ほんとは…」

すると、涙混じりに切なく言葉を紡ぐなまえ。
表情は辛そうで、ほんとは俺に会えない事を必死に我慢してたことが痛いくらいに伝わってきた。
さっきは俺に心配かけないように、大丈夫だと言ってくれただけで本当は…

「ごめんな」

そんな君が愛しくて、今度は俺からキスをした。君を強く抱き締めて、深く深く舌を入れる。
何度も何度も角度を変えて、舌を絡めた。


マジでごめん。
寂しさなんて、いくらでも埋めてあげるから…


今度はなまえをソファーに横にして
正面から繋がる。

「はぁっ…なまえ…」

「おあいて…おあいて…」

お互いの名前を呼びながら、君の中を掻き回す。
なまえの大好きなトコロに俺を擦り付けると、その度に君が吸い付いてきた。
俺達の境界線は曖昧で、なまえの蜜と俺の溢した切なさが混じりあってソファーに染みが広がる。
このまま腰を動かし続けると、溶けてしまうんじゃないかって思うくらいに蕩けきっていた。

「あぁっ…やぁ…ん」

漏れる吐息は快感に染まっている。俺で感じている君を正面から見つめて、その肌に俺の証を刻んでいく。

「なまえ…そろそろ限界かも…」

腰を打ち付けるスピードを早めると、なまえの中が蠢いてきた。
ピクンピクンと痙攣が始まっている。

「はぁっ…もうダメ…」

腰を浮かせたかと思うと、肉襞が俺を締め付けてくる。

「っ……」

背中を快感が走り抜けて、膜越しに会えなかった寂しさを吐き出す。
そのままなまえの身体に崩れ落ちると、背中に温かい感触を覚えた。



「なまえ、ベッドに行こっか」

「ん…」

彼女を抱き上げてお姫様抱っこで連れて行く。

「今日は朝まで居てくれるの?」

「うん。明日は仕事が午後からだし」

ベッドに入るとすぐになまえが抱き付いてきた。
その頭を腕枕しながら、そっと撫でる。

「よかったぁ…」

心の底から安心した様に呟く彼女はぎゅっと抱き付く力を強めた。
さっきまでの熱さとは違い、心地よい温かさが伝わってくる。
君の優しさが疲れ切ってた俺の心と身体に染み渡っていく。
まるで細胞が生き返っていくみたい。

ぼんやりと天井を眺めていると
いつの間にかなまえの寝息だけが響いていた。



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