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「はぁっ…あん…あぁっ…」

腰を浮かせて、より強い快感を求めて指を上のザラついた粘膜に擦り付ける。
指の動きは止まる事ない。

「おあいて…ふあぁっ！」

ヒクヒクと腰が痙攣して、全身の力が抜けていく。
腰の中では自分の指に花びらが絡み付いていた。


「なまえ…」

いつの間にか、ベッドが沈みおあいてが私の横に座っている。
彼もまた一糸纏わぬ姿になり満面の笑みを浮かべながら、頬にキスを落とす。

「ひゃん…」

感覚が過剰に研ぎ澄まされている私は、その優しい感触だけでも身体が反応してしまった。

「淫乱」

そう吐き捨てたおあいては、いきなり大きく股を開かせて私の奥を貫いた。


「はぁっ…うぁっ…」

背中はベッドに縫い付けられ、正面から突き立てられる。濡れそぼった其処は、恋人を食わえこんで離さない。

「なんかいつもより中熱いよ
  一人でスるの僕に見られて感じちゃった？」

嬉しそうに荒々しく腰を打ち付けるおあいて。
その激しさにベッドは大きく軋んでいた。

「あぅ…ちがう…っ…」

「嘘つき」

ぐちゅぐちゅと卑猥な水音を立てて、肉棒が責め立ててくる。
いつもは優しく丁寧に愛してくれるのに、今日は意地悪ばかり。

「はぁっ…やぁ…」

止めて欲しいと懇願しようするために涙でぼやけた視界にその顔を映す。
すると、おあいての瞳は酷く寂しそうだった。

まるで不安に揺らめいて
瞳の奥がざわめいているような…

「おあいて…」

胸の内側が焦げ付いて、思わず両手を彼の首へ絡ませる。

「あぁっ…！」

するとおあいてはそのまま私の身体を起こした。
跨る状態になり、さっきまでより更に奥深くを抉られる。
律動は止まる事なく、私はただ身体を揺さぶられていた。


「いつもおあいて２に嫉妬してた」

「やぁ…んっ…」

突然、胸の突起に歯を立てられると強烈な刺激に身体が震える。
その汗ばんだ肌にしがみつき、白い背中に紅く爪痕を刻んでしまった。

「君がアイツといるのを見る度にどうかしそうだった」

「はぁっ…！あぁっ…！」

結合部に指が伸びて、赤く充血した蕾を摘まれる。膣壁が反応して、雄を締め付けた。

「僕といるよりおあいて２といる時の方が楽しそうで…」

「やあっ…！あぁっ！！」

根元まで一気に腰の中に納められる。
おあいては私の腰を押さえ付けて、子宮を押し潰すように先端を擦り付けてきた。

「悔しかった。
   なまえの彼氏は僕なのに…
   一番近くにいるのも僕じゃなきゃ
   ダメなのに…」

まるで独り言の様に呟くおあいての声。
本能に掻き消されそうな意識の中で彼の言葉がぐるぐると廻る。

おあいてはいつもニコニコしてて、どこまでも優しいと思ってた。
同じ年齢とは思えない位に大人で余裕があって…
こんな気持ちを閉じ込めてたなんて知らなかったよ。
私はいつも甘えてばかりで…


「…なまえ、僕の事好き？」

顎を引き寄せられて貪られる様な深い深いキスを交わした後、恋人が突然質問した。

「うぁっ…すき…」

もうほとんど理性なんて残ってなくて
おあいての質問も耳を通り過ぎるだけで意味なんて解らない。
ただ、自分の気持ちを朦朧としながら叫ぶだけ。

「おあいて２よりも？」

「あぁっ…すき！すきなのおあいてが…」

けしかける様に激しく腰を打ち付けるおあいて。
ガツガツと奥を強く刺激されて、子宮口が白濁を求めて下りてくる。

「せかいでいちばん…すき…！」

身体が大きく痙攣し、絶頂を迎えた私はそのまま恋人の胸へ崩れ落ちる。
その後、じんわりと腰の中が温かく満たされていく。

「なまえ…」

嬉しそうに私を呼ぶ声に顔を上げると
おあいては甘い甘い笑顔で私の視界を埋め尽くした。




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