こたつlove



「なんでこたつに入ってんのよ」

トイレから出てきたら、なぜかおあいてが家主の私よりも先にこたつに入っていた。
いつの間に部屋に入って来たんだ。


「こんな寒い日はやっぱこたつだろ。つか、お前戸締まりちゃんとしろよ」

嬉しそうにぬくぬくとしてる同期のおあいて。
しかも、すでに私の部屋に勝手に置いてる自分のスウェットに着替えていた。

「ったく、自分の部屋に帰りなさいよ」

「やだよ!ここにこれば飯もあるし」

口げんかをしながらも、私もあわててこたつにin。
おあいてと向かい合わせに座ってあったまる。
今日は12月の半ばですごく寒い。
そのまま2人とも部屋着でこたつに入ったまま!だらだらとくだらないことをしゃべっていた。


「ただいま〜!」

部屋のドアが開くと同時に、もう一人の同期のおあいて2の声がした。

「あんたの家じゃないから!」

「遅かったなぁ!おあいて2」

私とおあいてが口々に言葉をかける。

そうおあいてとおあいて2は会社の同期。
私達は3人とも会社が用意してくれた同じマンションに住んでいる。皆、バラバラの部屋に住んでるはずなのに、隙あらばこの二人は私の部屋に入り浸るからもはや3人で住んでるみたいなもの。

「寒かった〜!」

おあいて2はコートを脱ぎ捨てて、スーツのままこたつに駆け寄ってくる。

「なまえあっためて〜!!」

「ぎゃあ!?」

そのままこたつに入るのかと思ったら、なぜか私の背中に抱きついてきた。
しかも、私を後ろから抱きしめながらこたつに入ってくる。

「おい!おあいて2ずりーよ!」

おあいては正面から身を乗り出して怒る。

「ひゃんっ!」

ところが、おあいて2はお構いなしに、私のスウェットの中に手を忍ばせて胸を揉んでくる。
外から帰って来たばかりの奴の手は冷たくて、触れるだけで身体は反応してしまう。

「やだぁ…冷たい…」

「おれはあったかいよ?あ〜幸せ」

私の肩に顎をのせて耳元で囁いてくる。
相変わらず手は膨らみを弄っていて、先端を指の腹で撫でたかと思うと、きゅっと摘まんできた。

「はぁっ…!」

思わず声がこぼれる。
横を向くと、おあいて2が嬉しそうに笑っていた。
奴が顔を近づけてくるから、キスされるのかなぁって思ってると…

「!?」

突然、足に違和感。

「おあいて2でばっか感じてんじゃねーよ!」

いつの間にかおあいてもすぐ隣にいた。
こたつの中では私の足を奴の足が撫でている。
何度も何度も私の足を上下に行ったり来たりする動きは
単調な様でいやらしくてなんだか股の中心が熱くなってきた。

「おあいて…だめ…」

これ以上変な気分になったら、こいつらの思うツボなのに…

「気持ちいいくせに」

楽しそうに歯茎をみせるおあいてはこたつの中に腕を伸ばして、私のズボンの中に手を入れてきた。指を割れ目にそってなぞられる度にじわじわと快感が広がる。

「んん…あっ…」

おあいてに唇を吸われながら、中を掻き回される。
一方のおあいて2は首筋を舐めながら、胸に甘い刺激を与え続けていた。
こいつらは私のイイトコロを知り尽くしてるから、耐えられる訳もなく…

「やあぁ…!」

身体を震わせて、絶頂を迎えてしまう。
ぐったりと床に横たわっていると、笑顔で覗き込んでくるバカ二人。

「こんなんみせられたらがまんできるわけねぇって」

エロい顔でスウェットを脱ぎ始めるおあいてと

「こんどは俺が気持ちよくなる番だよね?」

なんて舌舐めずりをしながら、ジャケットを脱いでネクタイに手をかけるおあいて2。

「ちょっと!?」

私は焦って逃げようとするも、発情してしまったこの二人に捕まってしまい、結局、こたつが要らなくなる位に熱くさせられたのだった。


2015.12.6
天野屋 遥か




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