be my baby2
パンパンと腰を打ち付ける音が響く。
衣類は身に付けたまま、性急に繋がった僕達。
後ろから散々子宮を擦った後、現在は正面から彼女の膣内を懐柔していた。
「うぅっ、おあいて…
お願いだから、もう止めて…」
涙を流して、僕を拒絶するなまえ。
泣きたいのはこっちだよ
何で僕をみてくれないの?
こんなに側にいるのに…
「やだよ。どれだけ我慢してたと思ってるの?
なまえは僕の想いを受け止める義務があるんだから」
なまえの膣壁を擦りながら、乳房を掴んで揉みしだく。
「ふぁっ!あっ…!」
と彼女の腰が跳ねた。
「ねぇ、なんで僕じゃないの?」
なまえを正面から見据え、問いかけた。
「顔も身長も声も何もかも全部一緒なのに…」
僕達二人は顔立ちも普通どころか、整っていると思う。
それに、僕の方が能力的にも優秀だ。
アイツよりも賢い大学に行って大企業に就職した訳だし。
なのに、いつもアイツばかり。
活発で皆の中心にいるから?
目立ってるから?
何度も考えたけれど答えが解らない憤りを、彼女にぶつける。
「はぁっ…あぅっ…おあいて」
ズンズンと自分の中心を抉られているなまえは、快楽の渦に巻き込まれて僕の言葉が届いているのかさえ解らない。
「お願いだから、僕を見てよ」
そう懇願し、深くキスをする。
唇を重ねながら、なまえを抱き締めた。
同時に、最奥まで僕自身が到達する。
「あぁっ!うぅっ…それ、ダメぇ…!」
腰をストロークさせる度に、なまえがイイ声を上げる。
本能に任せて、腰を打ち付けた。
僕の存在を刻む様に、奥まで何度も貫く。
彼女の膣内も僕の存在を認め、花びらが絡み付いてきた。
身体を密着させたまま、なまえを揺さぶると、
「やぁ、もぉ無理…」
甘く鳴いて、僕の胸にしがみつく。
膣壁も僕の肉棒に吸着して離れない。
「あぁっ!イっちゃう…!!」
絶頂を迎えたなまえに、きゅうっと強く締め付けられる。
「なまえ、僕の気持ち受け取って…」
我慢出来なくなった僕は耳許で囁いて、彼女の胎内に今まで言えなかった想いを放った。
全てを吐き出し、紅く染まったなまえの頬に唇をよせた。
「うぁ…おあいて…」
その後、意識がぼんやりとしているなまえは呼吸も荒く、虚ろなその瞳には僕しか映っていない。
やっと僕だけを見てくれたと思うと嬉しくて欲望は膨らむばかり。
あれから、本能のままに何度もなまえをイカせて何度も膣内に出した。
「ねぇ、なまえ…なまえ?」
「……」
少し冷静になった所で、彼女の名を呼び、肩を揺するも反応がない。
限界を超えた彼女は遂に失神してしまったらしい。
「はぁっ…くっ…」
それでも、僕は腰の動きを止めない。
意識のないなまえの膣内をぐちゅぐちゅと掻き回すと、無意識のはずなのに僕を締め付けた。
「っ、あっ…なまえ」
自分自身がドクンと脈打ち、本日もう何度目かも分からないの射精を行った。
僕達の繋ぎ目からは、愛液と精液が混ざり合った淫らな液体が溢れ出てきた。
吐精感と征服感で満たされた僕は、ふっと口角が上がる。
もう、今までの僕とは違うよ。
なまえ、覚悟してね。
深い深い意識の底まで
僕の存在を刻みこんであげるから…
2015.11.22
天野屋 遥か
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