we are innocent1



「ただいま!久しぶり〜!!」

遠くの大学に進学した私は、夏休みに久しぶりに実家に帰って来た。

「「姉ちゃんお帰りなさい!」」

バタバタと玄関まで走ってきて出迎えてくれたのは、双子の弟のおあいてとおあいて2。

「お父さんとお義母さんは?」

「旅行に行ってるから明後日まで戻らないよ」

当然の様におあいてが答える。

「ほんとにいっちゃったの!?
   娘が久々に帰って来たのに…」

「なまえ姉ちゃんは俺とおあいてだけじゃ不満?」

おあいて2が悲しそうに眉毛を下げる。

「そんな事ないよ?
    私はおあいて2とおあいてが大好きだもん」

「ほんとに?」

そう笑いかけて頭を撫でてあげるとすぐにいつものキラキラ笑顔を見せる末っ子。

「姉ちゃん、しばらく俺達だけだけど三人で楽しもうよ!」

おあいてが嬉しそうに歯茎を見せて私の腕を引いて、おあいて2が荷物の入ったトランクを持ってくれた。
高校生の2人は成長期でしばらく見ない間に身長が伸びて、体つきも男らしくなってるけど中身は変わってない。
まだ半年位しか離れてないけど、懐かしさに安心する。

私とこの双子の弟達は血が繋がっていない。
私が小学生になった頃、父親が再婚したのだ。
その相手の連れ子がまだ幼稚園だったおあいてとおあいて2。

「「おねえちゃん!おねえちゃん!」」

嬉しそうにいつも私の後ろをついて来る弟達が可愛くて大好きだった。
血の繋がってる姉弟よりも仲良しだと思う。


「ほら、カレー出来たよ〜!」

家にある材料で夕飯を作って3人で食べる。
両親が共働きだったから、実家にいた頃からこんな風に私が作る事が多かったのだ。

「「んまーい!!」」

テーブルに二人が並んで頬袋をパンパンにさせながら、美味しそうにご飯を食べる姿を見てるだけで嬉しくなる。

「ねぇなまえ姉ちゃん、大学入って彼氏出来た?」

おあいて2が興味津々に私の方へ身を乗り出してくる。

「お子さまには秘密!」

「おあいて2、出来るわけないって!今のこの答えもいないからに決まってんじゃん!」

もったいぶってそう答えれば、すかさず意地悪に歯茎を見せるおあいて。

「うるさい!まだまだこれからよ!
   今にあんた達がびっくりする位のカッコいい彼氏を連れてきてやるから!」

「「そんなの無理無理〜!」」

図星を突かれてしまった私がムキになると二人は大爆笑。

「も〜!そんな事言うなら二度とご飯作らないよ!」

「「ごめん!ごめん!」」

私がへそを曲げると二人は慌てて謝ってくる。

「罰として後片付けはあんた達だけね!」

こうして後片付けは二人に任せて、私はお風呂へと入った。


「おあいて〜!おあいて2〜!お風呂空いたよ〜!」

お風呂上がりにリビングに戻ってきても誰もいない。キッチンはキレイに片付いているけど、家の中は静まり返っていた。

「あれ?コンビニにでも行っちゃったのかな?二人とも…」

なんて独り言を言いながら、化粧品を取りに自分の部屋へと戻った。


「ちょっと!?」

扉を開けた途端、目の前の信じられない光景に固まってしまう。

「「やべっ!」」

床に座っているおあいてとおあいて2が私の下着をそれぞれ手に握っていたからだ。
その周囲には私の服や下着が散乱していた。
どうやら、トランクを勝手に開けて中身を漁っていた事が分かる。
おあいては顔に近づけていたブラを慌てて隠そうとし、おあいて2はズボンから飛び出していた自分自身にショーツを巻きつけたまま目を泳がせていた。

「…何やってるの?」

そう呟くのがやっとだった。
弟達の信じられない姿、自分が女として欲望の対象としてみられていた事実に混乱して頭の中がぐちゃぐちゃになる。

「あっ…これは…」

おあいてがしどろもどろになっているけど下着を離そうとはしない。ドンへは無言でズボンをはき直していた。

「返して!」

二人に詰め寄って、自分の下着を奪い取った。

「…姉ちゃん」

「出てって!」

立ち上がったおあいてが何か言いたげに近づこうとするけど、私の怒鳴り声に驚いて身体をビクッと跳ねる。

「この事は忘れてあげるから、二度と私の部屋に入らないで!」

そう言って、二人を追い出そうとする。
おあいては素直に従うけれども、おあいて2は座り込んだまま動こうとしない。

「おあいて2、出てって!」

手を引っ張り引きずろうとするけれど、この子は岩のように固まり動かない。

「出てってよ!」

「…やだ」

末っ子を睨み付けると、涙を浮かべて抵抗する。

「俺もおあいてもなまえ姉ちゃんが大好きなんだもん…」

涙を溢しながら、訴える弟は捨てられた子犬が必死にすがってくるみたいで思わず手を緩めてしまう。

「おあいて2…それは嬉しいし、私も二人の事は大好きだけど、これはしちゃいけない事なんだよ?」

「姉ちゃん…」

この子の涙に弱い私は、ついつい態度を柔らかくしてしまう。しゃがんでおあいて2に目線を合わせて、宥めようと彼の頭に手を乗せる。

「でも、俺やおあいての"好き"は姉ちゃんが思ってるのと違う"好き"なの。俺達はなまえ姉ちゃんと恋人みたいにキスやエッチな事したい…」

「何言ってるの!?ちょっと!?」

そう言って抱き着いてくるおあいて2にそのままベッドへと押し倒されてしまう。

「おあいて!チャンスだ!」

おあいて2が部屋の外にいる兄を大声で呼び戻す。
さっきまでメソメソと泣いていたとは思えない。

「おあいて2!ナイス!」

部屋に入ってくるなり、おあいてまでもベッドに飛び乗ってきた。

「止めてなさい!ほんとに!」

「何言ってんだよ!こんな格好、
    俺達を誘ってる様にしか見えないって!」

「ほんと、エロすぎ!」

二人に身体を押さえ付けられて、服を次々と剥がされる。
お風呂上がりだったから薄着で、タンクトップや短パンが宙に舞う姿を視界に捉えると、あっという間に裸にされてしまった。

「思ってた以上にきれいだ!なぁ、おあいて2!」

「うん!やっぱり俺達の姉ちゃんだから!」

キラキラした瞳で全てを露にさせられた私を見つめるおあいてとおあいて2。
そうだ、この二人はケンカをして泣いて謝ってもすぐに忘れてけろりとしていたんだった。涙を信じたさっきの自分がバカだったと後悔したけれど、時はすでに遅かった。

「姉ちゃんも初めてでしょ?ちゃんとしてあげるね!」

「何でそんな事知ってるのよ!?」

「「秘密!」」

ニヤニヤしている二人はまるで悪魔みたい。

「おっぱいも白くて大きくて柔らか〜い!」

「お前、昔から姉ちゃんの胸ばっか見てたもんな」

おあいて2が私の胸に顔を埋めるのを、おあいてが微笑ましそうに見てる。

「んんっ…!?ふぅっ…!止めてよ…!」

おあいて2が左手で片方の膨らみを揉みながら、もう一方の先端に吸い付く。
激しくしゃぶりつきながら、時折上目遣いに私の表情を窺うおあいて2の表情は、いつもの甘えん坊な弟なのに、行動は全く知らない男の人。嫌なはずなのに、与えられる刺激に反応してしまう。

「こっちはどうなってるのかなぁ?」

おあいてが大きく股を開いて中心に触れる。
入り口や蕾を撫でたかと思うと、長い舌を埋め込んで中を舐め始めた。

「んんっ…!やぁっ…ん」

腰の内側から痺れる、今まで味わったことのない不思議な感覚に思わず声が出てしまう。

「キツイなぁ。めっちゃ絡み付いてくる」

「ねぇ、おあいて!中きれいなピンク色だよ!」

いつの間にかおあいて2まで下に移動して、二人の指がくにくにと花びらの内側を擦る。

「も…やだぁ…止めて…」

中がひくひくと痺れてきて怖くなり二人に訴えると、指が抜かれた。

「そろそろじゃない?」

「うん」

おあいて2とおあいてが真剣に顔を見合わせる。

「じゃんけんぽん!」

「よし!先に俺ね!」

「くっそ〜!なんでだよ!」

グーを出して勝利したおあいて2がガッツポーズをして、チョキを出したおあいてはそのまま崩れ落ちていた。

「なまえ、俺の初めてもらってね」

そう言って、服を全部脱いだおあいて2が中に侵入してきた。

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