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▼ 麗人達の宴1

「私以外に2人も彼女がいたんだよ!!信じられない…」

ビジネススーツのまま、化粧崩れも気にせずに泣きながらビールを一気に飲み干す典型的なお疲れOLの私。

「真帆、いい加減泣き止めって」

「そんな男の事は忘れて、今日は飲もう?」

同じくスーツのままの累と部屋着に着替えている玄が私を慰めてくれている。

「うぅ〜、ありがと…」

グスグスと鼻を啜りながら
本日5本目の缶ビールに手を伸ばす私。

そう、彼氏に振られて落ち込んだ私を励ます為に、仕事終わりで玄が家で飲み会を開いてくれたのだ。

いつも、失礼な事ばかり言う累も、今日は私の話をちゃんと聞いてくれて優しく相槌をうってくれる。

この2人とは普段はふざけて軽口を叩きあってばかりだけど
こうやって本当に辛い時には手を差し伸べてくれる。
ホントにありがたいし大切だなって思う。

「やっぱり彼氏作るよりも、こうやって累と玄と3人でいる方が楽しい…」

酔いが回った私が本心をぽつりと零す。

「なぁ、俺らならお前の事絶対に泣かせないぜ」

累が突然、真剣な表情でそう言った。

「えっ…?」

いきなりの発言に私は戸惑う。

「そう、俺達ずっと我慢してたんだ」

続いて玄も悲しそうに笑う。

「いい加減気づけよ」

溜息を吐いて目を伏せる彼の長い睫毛が顔に影を落とす。

「何言ってるの?」

だって2人は大事な友達ーー

そう言おうとした瞬間、累の唇が私の言葉を飲み込んだ。


「…俺達は真帆の事好きなんだ。ずっと前から」

私から唇を離すと、 累が強い視線で私を射抜く。

「もう、真帆が俺達以外の男のせいで泣くとこなんてみたくない。
俺達のどちらかを選んで欲しい」

玄の顔からもいつもの笑顔が消えている。

「そんな事、急に言われても無理だよ!
2人の事、そんなふうに見たことなかったし…」

私は突然の2人からの告白に困惑した。
飲み過ぎで介抱してもらったりとか、スッピンのスウェット姿まで見られてて、
今更、男と女として関係を築くなんて無理でしょ…
おまけに二人から同時に言われてすぐに決められるはずもない。

私が固まっていると、玄が後ろから私を抱き締めて
累の無駄に整った顔が正面に迫っていた。

「じゃあ、これから身体に聞いてやるから
気持ちよかった方と付き合え」

累は妖しく微笑み、
振り返ると玄はいつもの笑顔だけど、瞳の奥が鋭く光っていた。



「…っ、ん」

「いいんだろ?」

累の白くて長い指が私の胸の頂を刺激する。
ブラウスははだけて下着も剥がされてしまっている。

酔ってしまって自由の利かない私はベッドに運ばれ、彼等の良い様にされる。

上半身裸になった累は先端を口に含み、舌で転がしたり吸い付いたりと甘い刺激を与える。
もう一方も絶えず手で弄られていた。

「やぁっ…はぁっ」

同時に、くちゅくちゅと下の方から水音が聞こえる。
同じくパーカーを脱いで肌を晒した玄がいつの間にか秘部に指を侵入させていた。

「真帆のココ、すごく綺麗なピンクだね」

嬉しそうに彼は指を増やしていく。

「あっ、はぁ…ん…玄」

彼の指が膣内をくねくねと這い回る。

「…玄の方ばっか、感じてんじゃねーよ」

不機嫌な累の声がしたかと思うと、先端を思い切り摘まれた。

「やぁっ!累!!」

乳首に強い刺激を与えられて秘部も指はとまるどころか、速度が速まり激しく掻き回される。

「あぁっ!!はぁっん!!」

私は大きく喘いで、絶頂を迎えてしまった。
腰がピクピクと動き、身体中が与えられた快楽に痺れている。


「真帆、みて?こんなに濡れてるよ?」

玄がそう言いながら、私から抜いた指を見せる。
愛液で濡れた指は卑猥に光っていて、私に見せつけるように舐めあげるその表情は艶かしくて美しい。

「そろそろ挿れるよ」

玄が待ちきれないと声を弾ませてそう言うと、

「ちょっと待てよ!お前、今真帆イカせただろ!?
次は俺の番じゃねぇの?」

累が横槍を入れる。

「えぇ〜っ!?」

玄が不満そうにするも

順番だろ!?ーー

そう言って、全てを晒した累は玄を押しのけて私の中に自身を侵入させた。


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