悪魔の誘惑 | ナノ


▼ 悪魔の鳥籠2

「はぁっ、んんっ…」

蛍君の舌が膣内へ滑りこんできた。
膣内を縦横無尽に長い舌が這い回る。

「やぁぁ…」

指とは違う、生温くて柔らかい感触。
じわじわと快感が内側から広がる。

「先生、もっと気持ちよくしてあげる」

そう言うなり、彼は上の蕾に吸い付きながら指を膣内に差し込んだ。

「ひゃあっ!」

突起を刺激しながら、同時に指で膣内を掻きまぜ始める。

「はぁっ、ダメぇっ…あぁ…ん」

彼の指は、膣内を刺激し続ける。

ある1点を掠めた時ーー

「ひゃあぁっ!」

電流が走ったような感覚がした。
今まで出した事ない声が出てしまった。
蛍君も、その様子に驚いている。

「そっか、ココなんだ…」

そして、何かが閃いた様に目を輝かせた。
そのまま、手を止める事なく同じとこばかり責めてくる。

「やぁっ!ああっ!はぁっ!!」

こんな感覚味わった事がない。
抑えたいのに声は自分の意思と裏腹に大きな声が出てしまう。

「やだっ!そこ!!ダメぇっ!」

必死に叫んでも、彼は止めないどころか更に抜き差しの速度を増しながら指をバラバラに動かしてくる。
ジュプジュプと水音が大きくなり、愛液が太ももを伝っていた。
自分の快感が登り詰めて行くのと同時に、排泄感が迫りくる。

「止めて!何か出ちゃう!!怖いよぉ!」

必死に叫び、逃げようと身体をじたばたさせるけれど

「可愛い。大丈夫だから」

身体を押さえつけられて、更に刺激を加えられる。
今までにない強烈な刺激を受け、頭が真っ白になった。

「いやぁぁっ!」

その瞬間、プシャアァっと音がした。
生まれて初めて、潮を吹いてしまった。

「はぁっ、はぁっ…」

今までにない絶頂を迎えた私は、意識も朦朧として肩で息をする。
身体中が快感に痺れ、自由が利かない。
そんな中、彼が縄跳びをほどいた。

ーやっと解放される…
残った僅かな意識でそんな事を考えていると…

「ーーーっ!!」

突然、圧迫感に襲われる。
彼自身が正面から入ってきたのだ。

「うわぁ、いつもよりキツイな」

イッたばかりの私の膣壁を擦り、指では届かなかった最奥へ肉棒を進める。

「ふぁぁあ、ひゃっ…んんっ」

激しく奥を責められ、喘がされる。
心身共に疲労しきっているはずなのに、膣壁は彼に絡みついてしまう。
そのまま、彼に強く抱き締められ、奥の奥を刺激される。体操着越しに感じる彼のしなやかな筋肉や肌の熱さまでが、私を溶かしていく。


「みちる先生…みちる先生…」

彼が何度も繰り返し私の名前を呼んでいた。

朦朧としていた意識を繋ぎ止め、彼の方をみる。
涙でぼんやりとした視界に浮かび上がったのは、切ない表情の彼。
それは、妖艶で美しくそして何だか哀しかった…

必死に私を求める姿に
不思議な感情が芽生え始めるけれど、
まだこの気持ちの名前を私は知らない。

「…ほたる…くん…」

彼の名を呼んだ瞬間、彼の質量が増した。

「みちる…」

嬉しそうに私の名前を呼ぶ彼を瞳に捕えると、いつもみたいな意地悪な笑顔じゃなく、柔らかい、まるで天使みたいな笑顔を浮かべていた。

「あぁっ!」

私が絶頂に達すると、膣内から自身を取り出し、私のお腹に欲望を吐き出した…


「そうだ先生、近々いい事があると思うよ」

全てが終わり、後処理をしている蛍君が口を開いた。

「いい事…?」

今までの経験から、彼のいう「いい事」は
私にとってのいい事とは到底思えない。

「もうすぐ分かるから、楽しみにしてて!」

そう言うと彼は、私を抱き締めて頬にキスをした。

じゃあ、俺は実行委員の仕事あるからーー

そう言って、先に倉庫を出ていった。



ーーー後日

「えぇっ!?私が生徒会の顧問ですか!?」

「あぁ、今度の会長の杉本蛍が君をぜひ顧問にと…」

教頭先生から、衝撃の事実を伝えられる。

「彼は人を見る目があるなぁ。
    君は生徒からの人気も高く
   教師としても有能だ。頼んだよ」

断わりきれずに、結局引き受けることになってしまった。

恐らく、この間彼が言ってた「いい事」とは、この事だろう…

悩みの種がまた増えてしまった。


新しい生徒会メンバーとの顔合わせの日。

皆の自己紹介と今後の活動内容の簡単な打ち合わせが行われた。
会長のリードで、様々な事が効率よく決まっていく。

その姿を見つめながら、ほんとに優秀な子なんだなぁと素直に感心してしまう。

「じゃあ、これで解散」

彼の一声で、皆、下校の準備を始める。

「みちる先生、今日はこれで終了です」

「うん、お疲れさま…」

平静を装い声をかける。

「では、失礼します」

何事もなく彼が帰ろうとする。
ほっとしていると、彼はすれ違い様に囁いた。

「先生、もう俺から逃げられないよ」


2015.5.27
天野屋 遥か



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