クリスマス会ってやること決める時が一番楽しい←
俺は今、人生の岐路に立たされていると言っても過言ではない。この任務が失敗に終われば、恥辱の限りをつくしながら毒物を飲んで死んでしまう…それを食い止めるべく言論のみの戦争が…今始まる!!! 
 
 

「てことで、ST☆RISH恒例☆クリスマス会の企画をはじめるよー!企画係は、俺ね!」
「ぅおいおいおいおい!意味わかんねぇよ!まず恒例っていっても去年した覚えがねぇし、そもそもおれら結成して1年しかたってねぇのに恒例行事なんてまだねぇだろ!?というか上の前置きはなんだよ!?」

思わず音也につっこみをいれる。というか本当に上のシリアスな文面は一体なんだったのか。

「いいじゃんーこれから恒例にするんだから。そんな細かいこと言ってるから体も中身も小さくなって小とか呼ばれるんだよ」
「いや、漢字違うっつーの!つーか音也今日黒くね!?」

まったく不本意極まりない。つーかこいつは実は音也の仮面をかぶった偽物じゃねーの?天使だった音也をかえしてくれ本当に。

「まぁまぁ…それより、クリスマス会ってどこでするの?ホテル借りるのも事前予約が必要だし、立食パーティーならシェフを…」
「はっ…御曹司らしい回答だな。これだから世間知らずは…」

いや、神宮寺財閥に負けず劣らずな聖川財閥のおぼっちゃまに言われても…てかこいつ絶対クリスマス会やったことねーだろ

「はい!僕ケーキ作りたいです!」
「はーい!ケーキ作り…と!」
「何処からともなく現れるホワイトボード…」

まじ音也マジシャン1000%

「てか、ケーキよか、もんじゃ食いたい。大人数でやったら楽しいだろ?」
「それなら鍋とかどうですかー?」 
「四ノ宮企画の鍋は闇鍋になってしまうだろう…」

ちらりと那月の鍋の材料って書いた紙を見るとぴよちゃんとかいう食材?がはいってた。鶏肉だよな!?とりにくでいいんだよな!?

「やめよう、マジで何が入ってるかわからん」
「んー…とりあえず食べ物系はもんじゃとケーキにしとく?ケーキはスポンジケーキ買って生クリームとか果物のせるだけにすればダークマターが完成することないと思うし。」
「そうか…ならさっそくココアのスポンジケーキとチョコクリームを…」
「聖川待って、超待って」
「はいそこ、いちゃいちゃしない。」

どっからどうみたらいちゃいちゃに見えるのか。そろそろこいつは眼科にでもいったほうがいい。いや、精神科か。

「じゃあ、次は遊びね。俺はどっちと鬼ごっこを企画するよ!」

今日の音也にしてはまともな案だな。

「それなら…逃走中などというものをやりたい。」
「シノミーのメガネでも外す気かい?」

やめろ、まじでやめろ。

「はい!僕はおままごとがしたいです!僕は翔ちゃんが好きなんですけど、トキヤくんとお付き合いすることになってー音也くんが真斗くんと翔ちゃんを玩具にして遊ぶ人で(ry」
「マジでやめてやってくれないか?執筆者が今にも泣きそうになってるから。てか僕誰(僕を愛して誰でもいいからの略)が題材のおままごととかドロドロすぎだろ!?」
「えーいーじゃん!僕誰のおままごと…と!」
「書くなぁァァァァ!そんな子どもが泣くようなおままごとこの世にあってはいけねぇよ!!」

つーか執筆者が本気で泣きながらやったあのシーンとかコイツはどうするつもりなんだろう…

「とりあえず遊びは僕誰のおままごとねー」

誰かこいつ止めてください……


こうして、ST☆RISH恒例☆のクリスマス会が始まろうとしていた―――

















「クーリスマスは今年もぼっちだおー(´・ω・`)」
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