バイトも今日はお休みなので、気分転換に傘をさして外へお出かけ。 チェーン店の喫茶店でガムシロ1にミルクポーション2入れたアイスコーヒーを飲みながら、ゆっくりと小説を読んで静かに過ごすレイ。 そこへ近付く一つの人影。
「お待たせ、レイ。」
勿論それもヒナ。
「ん。」
さっきアプリで連絡し合ったヒナとレイの二人は、ここで待ち合わせていたようだ。
「ふぅ・・・。梅雨はジメジメして参っちゃうね。汗もベトベトするし。」
「何か飲むか?」
「んー。レイの少し貰っていい?」
「ん。・・・ほら。」
「ありがとう。やっぱりまだちょっと苦いね。」
レイが飲んでいた飲み物をヒナも口にする。 そしてまたレイも口にして、一つのコーヒーで喉を潤した。
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