ついったログ | ナノ
清光君に爪塗ってもらいたい。綺麗にできたら「ありがとう」って思いっきり抱き締めたい。血で汚れたって落ち込んでたら「よく頑張ったね、お疲れさま」って抱き締めたい。ようは清光君抱き締めたい。


「見て見て」
「え、その爪、俺とおんなじ」
「うん、清光君いっつも綺麗に塗ってるからわたしもやりたくって。どうかな」
「似合ってるー! 主、俺とお揃い」
「良ければ清光君にわたしに合う色を見繕ってほしいんだ」
「えっ俺が選んでもいいの!? …ぬ、塗るのも、やってあげないこともない、けど?」


綺麗にするのは主に可愛がってもらうため。可愛くするのは愛してもらうため。じゃあ汚れたら? 穢れた俺など要らないと捨てられるだろうか。汚れた物などただのゴミだ。ゴミは丸めてゴミ箱行きだ。…すてられる? おれ、すてられるの? やだ、やだよ、あるじ、すて、すてないで捨てないで


あーるじ、ねぇ暇? 暇だよね? どう見たって暇そうだね? 俺のマニキュア一緒に買いに行こうよー。主も綺麗な俺の方が好きでしょ? 綺麗な俺の方が愛してくれるでしょ? ねーえー。俺、主のために可愛くなりたいんだけど! なに? 主もマニキュアほしい? 決まり! 買い出し行くよ
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