――その世界に、夜はない。

 沈まぬ太陽が生まれた数日後、世界を構成する三国に脅威が訪れる。
 飛来した謎の戦闘機。それはすべての性能が、今までのものを凌駕していた。
「あたしが出ます! 大丈夫、すぐに片付けてきますから!」
 若きエースパイロットが空を駆ける。
 それを追うように漆黒の機体が雲の上を滑り、壮絶なドッグファイトが始まった。
 飛び交う弾丸、空を裂く轟音、二つの太陽を背負い、風を切る。
 そして――、
「ワコ!? おい、返事しろ、ワコ!!」
 ――その翼は、折られた。

「……大丈夫、あたしは、まだ飛べる」
「俺が守るんだ、俺が、俺が……!」
「あの化石乗りには深入りすんな、命令だ」
「Run way 32 left. Cleared for take off.――ご武運を」
「あんま情けないこと言ってんじゃないよ! さっさと行きな!」

「随分楽しそうなことしてんじゃねぇか」

 翼なき空の精鋭達よ
 ――夜を、取り戻せ。



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Character


When you fly in the sky, what kind of feeling is it?
I swam in the sky.




原案:峻夏けい様
合同企画「Blue Hour -72140-」

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