(♂夢/英雄学/八百万百)
八百万の執事
「お帰りなさいお嬢様」
「ただいま」
庭の手伝いとか
「いやー、俺はまだまだなんで、こうやって素が出せる仕事の方が気が楽ですよ」
「●さんは、執事の仕事がお嫌なのですか」
「いいえ、まさか」
「でも、今日お庭で」
「?…あ、聞いていらしたのですか」
「はい」
「えーっと…」
「仕事ですから」
「●さんの素とお話ししてみたいですわ」
「できません」
「お仕事だとは分かっています。でもその方が親しい感じがしますもの」
「んんん…」
「他の人には絶対内緒にしてくださいね」
「もちろんですわ」
「…」
「…」
「…」
「●さん?」
「急には無理なので…何か話すことがあるまで待ってください…」
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