酒を飲むnotヒーロー志望。






(♀夢/英雄学/爆豪勝己/notヒーロー志望/成人後/「マフィン。」に登場した綿貫というモブが出る)



酔ったnot
勝己に「飲んでいい?」って訊くときは「酔っ払ってもいい?」→「酔ったら帰りまで面倒みてね」って意味。
酔うとよくぴったりくっつく。甘えたい猫っぽい。結構邪魔だけど追い払ったりはしない。基本的に勝己にしか触らないが、誰かに呼ばれてそっちに行って好意的に思ってる人がいればちょっと擦り寄ったりもする。なので勝己は首根っこ掴んで引き止める。

「勝己は私が好きね」と嬉しそうに笑う。

勝己がいない飲み会では酔うほど飲まない。もともと学級委員(中学)だったので理性は残しとかないとって意識がある。

◎の中学の時の同窓会と1A同窓会が同じ飲み屋で、綿貫とかと話してたり、勝己とも飲みたいなぁって思ってるうちにうっかり飲みすぎたりして眠くなってくる。酒には弱くないけど、気分で酔いやすい。

「●さん、結構飲むね」

「うん」

「…今度さ、二人で飲まない?」

「んー…?そうね…、ごめん、トイレ」

席を立ち、フラフラとトイレに行く。酔っている自覚はあるので酔い覚ましもしたい。

(酔っ払っちゃった…)

トイレの前でちょうど勝己と鉢合わせて、ぶつかる。

「っ、ごめんなさい」

「あ?」

「あ、なんだ、勝己…」

「…お前結構酔ってんな」

「うん。ふふ」

綿貫との会話を思い出す。

「勝己ぃ、今度、二人でも飲もうね」

ふにゃと笑う。ダメだこいつと察する。

「お前用済ませたら俺らんとこ来い。場所わかんだろ」

「いいの?行く」

でもトイレから戻った後グラスに酒が残ってたから普通に自分の席に座る。飲んだら行こうと思ったけど綿貫と話してるうちにタイミング逃しつつ誰かが頼んだけど誰も手をつけないまま氷が溶け始めてる酒を飲んだりして周りのグラスを何食わぬ顔でどんどん空けていく。
綿貫に、「俺、中学の時ずっと●さんのこと…」って言わせたい。でも途中で◎が後ろから強めに小突かれて強制終了。イラついてる勝己。顔が怖い。見つけてすぐ小突いたから綿貫の告白は聞いてないけど、酔ってとろんとした顔で男と見つめあっているのにはムカついた。

「てめぇ来いっつったろうが。ゲロってんのかと思って便所行っても居やがらねぇし、人の話聞いてなかったんか?ああ?」

「お酒まだ残ってた…」

「残ってたじゃねーよ。んなもん秒で飲めやカス」

「え?ば、爆豪くん…?なんで」

うん、と秒で飲んで席を立つ。その間に勝己の姿を見て回りがリアクションしてもいい。(当時勝己このクラスの女子からモテてたし)

「ごめんね、ちょっと抜ける。もしお会計の時までいなかったら携帯鳴らして」

「え?ちょっ…」




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