久々知現パロ









(♂夢/忍卵/久々知兵助/斎藤タカ丸/現パロ)





飛行機に閉じ込められて数時間、斎藤タカ丸は気圧の変化で目を覚ました。目覚めて自分が眠っていたことに気付く。最後に見た風景は一面雲の世界であったが、飛行機は地上に近付いていたようだ。窓外を見れば馴染みのある異国の風景が一変し、どことなく小ささを感じさせる景色が目に映る。あまりにも久方ぶりに見るそれは初見のように感じるが、紛れもなく祖国の日本である。

タカ丸が帰国した理由は二つある。
一つは日本で美容師になる修行のためだ。この理由がタカ丸を単身で帰国させるに至った。
センスがいいと思ったスタイリストが日本人だった。シンガーでもモデルでも、自分がいいと思ったものには必ずそのスタイリストの名前がクレジットに載っていた。そのセンスを奪いたいと熱意が湧き、両親に帰国を申し出た。もともと父が名の売れたスタイリストであったゆえに、修業のことに関して反対は一切無かった。むしろセンスを研く修業のために国を跨ぐという決心を喜んだほどだ。

もう一つは。




という書き出しから始まる久々知夢。
科学薬品委員会に所属したタカ丸が、みんなで写メったのを従兄の主人公に見せ、それを見て主人公は久々知が気になり始める。
一方的に知っていて、一方的に目で追う。

タカ丸が何故帰国子女かというと、学年合わせるため。編入試験で繰り下げ入学。それまでどっか外国いました。英語ぺらぺらだけど漢字読めないし語彙が少ない。美容師になりたいから科学は得意。めっちゃ勉強した。
漢字は主人公が教えてあげてる。タカ丸は主人公宅に居候。主人公はタカ丸の初恋。恋は昇華したけど主人公大好きなタカ丸。よしよしと受けとめる主人公。同い年。

主人公は久々知と付き合ったりするが、久々知が主人公に打ち解けられなくて主人公に「お義理で一緒にいてもらっても嬉しくないよ」と言われたりする。
なんやかんやあってハッピーエンドになるはず。




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