夢の狭間にまた夢を
Dream to DREAM
遠い昔。
神様が言いました。
我々は神。
四つの国を守護する神。
ある神様が言いました。
我は神。
神の中の神である、と。
神の中の神様である神は、孤独でした。
だから、付き人を作る事にしました。
それは、人間から選ぶことにしました。
四人の神は反対しました。
でも、神の中の神はその反対を押し切って人間を付人にしました。
すると、どうでしょう。
孤独だった生活に変化が訪れたのです。
その付き人の名前は 『 』
それをみた四人の神様は、人間に対する見方を変え、共に歩む道を選択しました。
そして、四人の神様は巫女を人間にしてもらうことにしました。
そんな夢の狭間の夢の話。
うつしみうつしみ
らせんのようにくるくると
しょじょのちをもって
うつしよのせかいにちからをもたらさん
せせらぎのおがわは
つむぐおとをひびかせ
のはらをかけまわるかぜに
ぱらぱらとあめをふらす
すぎゆくつきひにおもいをはせ
はたしてせかいはどうつむぐ?
『双子座36』