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お風呂上りの話




ぽたぽた、ぽたり。髪から滴る水をそのままに部屋に入ってきたオレ様に、クラブがあからさまに眉を顰めた。なんだ、あんなほっせぇ目してるくせに、見えてんのか。

「タオルくらい、使ったらどうです」
「あー?めんどくせェし、いいだろ」

言いながら手近な椅子にどさりと座れば、ため息と共に頭に被せられた、ふわふわ、の。



130403 詩

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