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君を好きになった絶望




愛だの恋だの、そんな甘ったるい関係ではない。規則正しく上下する彼の胸にぼんやりと視線を遣りながら思った。はだけたシャツの奥、生白い肌につい数十分前の情事を重ねてみるけれど、どうにもうまく噛み合わない。いつものことだ。男同士、きっと歪んでいるのだろう、私も彼も。未来なんて見えない。



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130331 詩

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