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少し早い夏日のはなし




まだ五月だというのに何なんだこの暑さは。
部屋でぐったりしている俺の横で一人、ご機嫌でアイスを食べているケイを見遣る。
と、視線に気づいたらしいケイがユウも食べる?と齧りかけのそれを差し出してきた。

「え、ちょっ」
「こっちでいい」

口の端をペロリと舐めとれば目に映るのは、真っ赤な顔。



130518 詩

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