タイムリミット
「!な、にしてるんですか…っ、」
自身に触れた指は細くて白くて、戸惑いがちに亀頭に伸ばされた舌と一緒に私の体温を上げた。薬の回った身体はかかる吐息にすら一々ぴくりと反応してしまう。
「ほら、早く吹っ切れちまえよ」
ーー囁きと、執拗に攻め立ててくる指先。
嗚呼、あとどれくらい持つだろうか。
130405 詩
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