さ みしいと感じたことはありますか。
傷口に雪が凍みるような仄かで確実な、そんな痛みを感じたことはありませんか。

それは、しんしんと降りしきる雪の中でおいて行かれたような。

まるで、仲間外れにされたように。

たとえるなら、親とはぐれて、見つけてもらえなかったときみたいな。

真夜中に一人だけ寝付けないときにも似た、

暗くて、昏い。
どこまでも悲しくて、哀しい。

いっそ、美しいまでの寂しさ。



常識では、自分がアマゾン近くに住む子供たちより、環境的には恵まれている筈なのに。
なぜどうしたって、いつも一人(独り)
でも反面、一人(独り)であることに安心してしまうのは、何故でしょう。
寂しい(淋しい)はずなのに。

さみしいけど、誰にも理解されなくていい。
まるで初恋みたいに天邪鬼で、どこか優しい。




               さ
               み
               し
               い
               と
               感
               じ
               た 
               事
               は
               あ
               り
               ま
               せ
               ん
               か



感じたことが、あるでしょう?


最死(最美)



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