[無]諸葛誕×玄徳
[無]諸葛誕×玄徳


その人は私を諸葛誕だと
知って呼ばわった。

私は全く知らないその人は
微笑んで手を差し伸べた。

その人は、
劉玄徳と名乗った。


「劉、玄徳殿。
 本当に、ですか?」

「その名以外には
 持ち合わせていないよ」

「本当に、玄徳殿」

「ああ。
 仲達殿と子元殿から
 お前の話を聞いていたんだ。
 この道は暗いから
 彼等の所まで案内しよう」


そう、彼の人が言って
導いてくれようとするのに
思わず引き寄せて距離を縮める。

互いに命を亡くした身で
あるにも関わらず、
触れた部分から
伝わる体温にぞくりとした。

司馬懿殿にとっても
関わり深いあの、
諸葛孔明殿の主君が
私の目の前に居る。

困ったように笑いながら、
玄徳殿は私の手を
拒もうとはしない。

じっと見てくれるその眼が
余りにも優しくて、
私は動けないでいた。


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ムソ6誕玄ヒャッホウ☆
クロニクルで孔明と遭う度
美味しい台詞を
聞かせてくれるワンタン、
是非とも玄ちゃんと
絡ませたくて
彼岸妄想レッツドン。
天命館×大徳工業でも
誕玄描きたいッスハスハス。







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