「 風介、 」





一人、呟く


自分の目の前に倒れてる、愛しすぎて淫らなそれ。

今自分の中に有るものは




後悔?悲しみ?淋しさ?罪悪感?達成感?





喜び…?













「 違え。」







俺はただ、お前が欲しかったんだ


いとしすぎて狂うくらい
大好きだったのに…?






自分にこんな趣味があるなんて全く知らなかった







ずっと側にいてほしいから。
誰にもとられたくなかったから
俺、以外
触れさせたくない会話させたくない
視界に入れさせたくない声を聞かせたくない


だから
愛しの風介を、監禁させたい…なんて











けど、行為は段々エスカレートして
とめかたわからなかった




もう数え切れないくらい繋がって交わって。


俺は幸せだった
ああ、風介のやつ、俺が「お仕置きだ」とか
「淫乱」とか言ってやったらすぐ起ってたな…



んで顔真っ赤にさせてやんの!

あいつの体、俺の調教のお陰で随分
正直物になってたなぁ…



まぁ、口からは罵声しか出なかったが




あ、アイスで道具プレイとかもやったな
風介の手足を縛ってM字開脚させてさ、
風介のあっつい下の穴に突っ込んだんだぜ??

冷たいから余計感じたんだろうなぁ
すぐにイきやがった



だからちょっと苛ついて新しいアイスを
取って風介の精子絡めて口にも突っ込んだっけ??


あんときの風介の顔、やばかったな…














いとしい俺だけの風介。
お前は俺のものだからお前の命も心も


俺 の も の

















俺は風介の全てを頂いた
俺はなんて幸せものなんだ…!!




なのに、なのに










「……ぅぐっ…うっ……ふ、ぅすけ…ぇ」




ぼろぼろと涙が溢れてとまらねぇ
んでだよ!俺は幸せなはず…なのに!!!















(俺はとんでもねぇ事しちまったきがする)







もう動くことのない風介の眼から綺麗な
一筋の涙がこぼれおちた、





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