今日も晴天、ちょっと気温は低い気もするが火器も男っ気もむんむんで熱い厨房の中じゃ、全然気にならない。
むしろありがてェ。
上機嫌で部屋を出て、朝食の仕込みの前に甲板で散歩でもすっかなァってスキップしながら部屋を出た時のこと。
こんな早朝、誰も起きてるハズねェのに人の話し声がする。
しかも高めのこの声は間違いなく女だ。
クルーの誰かがナースとデキちまったか?
こっそり、物陰に隠れてチラリと覗く俺も、相当いい趣味してると思う。
けど、気にしな〜い。
出歯亀サイコー!
ピーピング・トム大尊敬〜!
なァんて軽い気持ちで見てみたら、なんともぶったまげた光景に出くわしちまった。
それが冒頭の、おれの口から出た素直な感想なわけよ。
一応他のヤツらには聞こえないようにコソコソ声で注意しているみたいだけど、モロ丸聞こえですぜ、おふたりさん。

不死鳥と設計技師【15.恋はいつもハリケーン】より





「マルコの腕に収まるこ…プッ」
私が別ジャンルですが、テニスの王子様の天根ヒカルが好きだとお伝えしたところ、
ダジャレと一緒に頂いたというこのイラスト
大変粋でございました!


戻る



不死鳥と設計技師【15.恋はいつもハリケーン】より | ナノ
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -