ニギハヤミ


「アストラル、聞いて。ばあちゃんから聞いたから、自分では覚えてなかったんだけど、俺、小さい時、川に落ちた事があるんだ。その川はもうマンションになって、埋めれれちゃったんだって。………でも、今思い出した。その川は、その川の名はな………アスト川。…お前の本当の名は、アスト川」

(アストラルの身体からまばゆい光が放たれ、生身の人間の姿になる)

「遊馬、ありがとう! 私の本当の名は、ニギハヤミアストヌシだ」
「ニギハヤミ?」
「ニギハヤミ、アストヌシ」
「すごい名前、神様みたい」
「私も思い出した。遊馬が私の中に落ちた時の事を。靴を拾おうとしたんだな」
「そう。アストが俺を浅瀬に運んでくれたんだ。嬉しい…」



――――――――――
どんな展開だよ。
千と千尋をゼアルでパロってみた。中の人繋がり的な意味で。
ニギハヤミコハクヌシの部分をアストラルの名前でもじろうとしたけれどなかなかいいものが思い付かず、無理矢理感漂う結果に。

あの場面、とてもいい場面ですよね。見る度に泣いてしまいます。


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