12.01~04


バトルシップ 看護室
(主人公看護婦設定)

ver.遊戯

「では…少し点滴をしましょうか」
「あぁ、頼むぜ」
「…腕をきちんと出してもらえませんか?」
「出しているじゃないか」
「デュエルディスクを外してくださった方がやりやすいのですが…」
「それは出来ないぜ!デュエリストたるものこれを外すわけにはいかない!」
「しかし邪魔になってしまうので…」
「邪魔だと!?デュエルディスクを付けていないデュエリストはただのディスクだ!」
「貴方がデュエルディスクになってどうするんですか!それだけ元気なら点滴は必要ないですね。ハイ、お大事になさってください」

そのまま部屋に戻ったら相棒にこっぴどく叱られた。

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ver.マリク

「ちょっと体調が悪いんだが…」
「馬鹿は風邪引かないと言うので大丈夫でしょう。ハイ、お大事になさってください」
「待て待て。いくら何でも適当すぎるだろうよぉ」
「では、クイズに正解したら診察しましょう。インフルエンザと言う言葉は何処の国から来たのでしょうか?」
「どんなシステムの病院だよ。普通許されねぇぞ…」
「答えは?」
「インフルエンザ…インフル………イタリアとか…?」
「なっ…!?貴方何処かで頭でも打ったのですか!?」
「急に何だよオイ。薬だけ渡してくれりゃぁいいんだが…」
「あのマリクが正解するハズがない。これは精密検査が必要です!」

検査はひたすら断って薬だけ貰った。何だかひどく疲れた。

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ver.海馬

「いつもの薬をくれ」
「身体がブルーアイズになる薬ですか?」
「違う。いつそんなものを頼んだのだ」
「死のデッキ破壊ウイルスが貴方の身体にも感染してきたのですか?」
「俺はデッキではない。薬をくれ」
「薬物はもう止めておきなよ。依存するのはよくないよ」
「そのクスリでなくてだな!!!」
「薬物が切れたからってイライラしないでくださいよ」
「もう話にならああああああああん!!!!!」

一通りのボケが済んだ後ようやく薬を手に入れた。
実力があるからクビにはしないが、毎回この展開になるのはどうにかしてほしい。



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2012.01〜04 拍手文


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