2013/04/21 05:13
焼き鳥の王子様!【テニプリSS】











【いただきます】




「負けてはならぬのだ!!
完全制覇でメニューを食べ尽「「「「いっただきまーす!!」」」」・・・キエエエエエ!!!!お前ら何故俺の言葉遮って、」

「真田、暑苦しいよ。」(絶対零度の微笑み)

「・・・。」




*真田が不憫なのはいつもの事である。







【初。】




「お?どうしたんだジャッカル。」

「いや、何気に焼鳥屋初めてなんでな。ちょっと楽しみだ。」

「そうなのか?!
だったらいっぱい食わなきゃ損だろい!!
おらおら遠慮せずに食べな!」

「ブン太・・・!!
ああ、そうさせても、ら・・・」

「?どうした?」

「・・・何で椎茸ばっかりなんだ。」

「何となく?」

「・・・。」



(お、ジャッカル野菜ばっかじゃな。野菜好きならコレも食べんしゃい。)(おーう、ドンドン入れろよな!!)(何で俺の皿なのに勝手に許可してんだよ!)(仁王君!葱を食べないのならば最初からねぎまを頼まないでくれたまえ!!)(プリッ)







【タレ派?塩派?】




「皮のタレを頼んだのは誰だ?」

「ハイハーイ!
俺っス、柳先輩!!」

「赤也!!焼鳥でタレなどたるんどる!!!!」

「真田・・・俺もタレで頼んだんだけどな?」

「む、何だと?!
皆してたるんどるぞ!!」

「別にいいだろいタレでも。」

「そーっすよ!!」

「そうそう、そんなにカリカリすんなって。
おこちゃま舌には丁度いいんじゃろ。」

「ハ?!
誰がお子様なんスか!!」

「つか仁王お前もタレ付けてるだろーが!!」

「つくねは別じゃ。」

「仁王君そのボトルは・・・」

「焼肉のタレの確率100%。」

「今は焼肉じゃなくて焼鳥に来てるんすよ?!」

「ピヨ」

「つかお前よく考えたら共食いだろい・・・」

「ブンちゃんに言われたくなかー。」

「ちょ、仁王豚串積み上げるんじゃねえ!!」







*勝手な想像で分類。

真田:完全なる塩派。全部塩、時々レモン。王道もも串が好き。外見年齢のせいで店の人から完全に顧問に見られてる。
幸村:こだわりなし、とりあえず皮はタレ派。珍しい系が好き。
柳:基本は塩。串も食べるけど一品系の方も頼む。冷奴とか枝豆とか。
赤也:完全にタレ。食べはしているけれど何処の部位なのかとかは全く分かってない。下手したら鶏肉じゃないのも鶏肉だと思ってそう。
仁王:焼肉のタレ(エバ〇)持参。塩に焼肉のタレ付けてる。つくねだけは普通にタレ。後ねぎまの葱は食べない。
柳生:塩かタレかは串による。肉を串からばらして箸で摘むといういかにも紳士な食べ方をする。つくねを卵黄に絡めたりモモ串をかしわと呼んだりと通である。
ブン太:タレ派。理由は甘いから。皆がやたら豚串をすすめてくる。
ジャッカル:記念すべき初☆焼鳥屋なのに現在口に出来たのは椎茸と葱のみ。