お題:ビキニ、ジャージ、学生

マイクロビキニに馬乗りになったミカヅキは、瞳を爛々と輝かせてその身を守っていた唯一の布切れを剥ぎ取った。
「待っ…止めて!」
力の源を失った吸血鬼はそれまでの威勢ごと剥ぎ取られたかのように一息にしおらしくなり、目の縁には涙が浮かんでいる。
「これで、妙なマネは出来ないでしょう。」
持ち上がった唇の端からは鋭い牙が覗く。マイクロビキニは、ミカヅキが学生時代に着ていたジャージを着せられていた。

ロナ「やっぱミカヅキくんシンヨコで暮らしてくんねーかな。」

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