なんでソファで寝てんだよ。

洗面所から戻ってきたルーシィがいつまで経ってもベッドに入って来ないので、ナツは目を据わらせた。
それは当たり前のことであり予測もしていたが、望むところではない。

期待していたのだ。
柔らかな温もりが、この腕の中に納まることを。

こうなったら、ルーシィがこっちに来るまでここで寝てやる。

もぞもぞと揺れる尻尾を睨みながら、ナツは思考回路をフル稼働させた。







あっち行ったらこっちへ逃げてこっち行ったらあっちへ逃げて。


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