「これ、どうやって持って帰るの?」
「問題ない、私のストックに入れる」
「コタツを?身に着けるものじゃなくても良いの?便利ね」
「いや、本来はそうだ。だから、コタツを身に着けるイメージを固めて収納する」
「何それ?」
「ナツ、協力しろ」
「あ?」
「コタツを着てみるんだ。とりあえず、お前の着たいように着ろ」
「へ?着るって……こうか?」
「亀かよ」
「亀です」
「さすがにそれじゃ着ているようには見えないわよ」
「却下だ」
「んんん……じゃあこれ。帽子」
「こういう妖怪居そうだな」
「誰が妖怪だ!」
「コタツを着るのは難しいんじゃない?まだ武器として見立てた方が」
「そのようだな……」
「あ、オイラ思い付いた!コタツ、そこに引っくり返して置いて」
「こうか?」
「で、グレイはその隣に立って」
「あん?」
「ほら、グレイが脱いだ服っぽい!」
「あー」
「あー、じゃないわよ!?」






「よし、衣服としてのイメージが固まった。収納する」「それで良いの!?」


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