思えば変な惑星にうまれたもんだ(近藤)

同じ生き物であるのに。
何を否定し何を肯定し何を守り何を殺し何を、

何を手に入れるのだろうか。



さしずめ檻の中の野良犬か(芹沢)

俺は大獅子なる、者。



たわいもない六十億分の一(平山)

だからこそ、



陳腐だね(沖田)

笑おうか。
「死んだね」

って。



僕等の愛の三回忌(斎藤+相生)

「愛しき者同士死んでおきましょうぞ」
「最初から、」


愛しい愛しい
愛(かな)しいものね。



犬に告ぐ(新見+お梅+沖田)

「よしよし、お前は逞しく生きてるんだな」


「新見せんせぇが犬と会話してはる。頭でも打ったんやろか…」
「会話ではないです。一方通行ですよアレ」



三分三十秒の奇跡(沖田+永倉+原田)

「総司見ろよ、一と平助が仲良く出掛けていったぞ。99.9%は平助の無理矢理で、99.9%一の機嫌悪さに気付いていないが」
「珍しいですね。平助はそういうの99.9%鈍感なんで、99.9%笑えて0.1%可哀想だなって思います」


「新八ぃ!総司ぃ!山南さんと土方さんが仲良く出掛けていったぜ!」
「「えええ山南さん99.9%可哀想で0.1%心配!!」」



淘汰されて泣いた弱者のうわごと

 死 に た い 。



軽い別れ(斎藤)

それが永遠の別れになるとは誰しも思わず、毎日を早く過ぎろ過ぎろと、たいへん勿体なく過ごす愚か者。
過ぎ逝く亡く、モノ。



泣かない人と泣けない人(土方)

素直じゃねぇ。










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