私の殺すという事は、(近藤) 志の中に目的がある。忠誠を誓えば義がある。ただ行き先の異なった出来事が、漠然と起こっているだけであるのだ。 命を奪うのは善くない、しかし奪わないと義を通せないこともある。 己が刀を手にすると云うことは、決して揺るぎない信念を貫くと言うことだ。 俺の殺すってェことは、(土方) 武士になるって決めたから。 私は殺す、と言う事よりも、(山南) 心地好くはないですね。 互いが和解すればどうにかなると思うんです、転がる死体を越えて歩く前に。 私は殺すとかそういう事よりも、(源さん) 皆が心配だから皆と同じ道を歩んだのでしょうね。 私の殺すということは、(沖田) 近藤先生のためだからです。 俺の殺すという事は、(斎藤) 斬る理由があった。 唯それだけだ。 オレの殺すってことは、(永倉) 道理は通さなきゃいけねェ時がくんだ、斬る時なんざそんなもんさ。 僕の殺す、ということ(平助) まだ納得いけてないし、気持ちも整理がつかないんだ。でも、殺しちゃいけないってのは分かってる。つもり、じゃなくて…もっと……ああ分からなくなっちゃったや。 簡単なことじゃないんだよね…? 俺の殺すとゆーことは!(原田) まもりてぇもんがあるからだ。 ← ×
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