いたしかたない(相生+吉栄)

「箸がない時にはな、こうやって簪を箸にして食べたらええんよ」
「姐はん大好き…!」



僕を臆しているのか(平助)

まさかね、そうやって振り回すぐらいなら簡単に出来るし、勇気なかったなんて通じないですよね、山南さんの介錯。



拒まれた日(土方+沖田)

「総司、おめぇに団子買ってきてやったぞ」
「あ、いらないです。一君と今食べに行ってきたばかりですから。」



こころとからだが分離している(斎藤+加納)

「こいつの事だろう」
「もぉヤダ〜斎藤先生ったら、私を見透かしちゃってる感じ!」
「ヒッ触るな!」
「意地悪〜!!」



友情を終えるということ(斎藤)

自分自身の身勝手結論、理解力皆無ということ。



悪役はもう慣れた(芹沢)

「賢く輝いて人を人と見ずに殺害するなんて、素晴らしいとは思わぬか、素敵だろう?」
(この世の常識にて候)



彼が生まれるべきだった場所(斎藤+平助)

「肥溜めに還れ平助」
「は!?」



与えられた名前だけは大事にね(斎藤)

それで死ぬときは名前を遺して逝くというのか、間抜け共。



できるだけ苦しまず、できるだけ跡形もなく(沖田)

「ふふ、凄いよね、君達は協力して何でも食料にしちゃって。本当に数日もすれば無くなっちゃうんだもん、綺麗に何も無くなっちゃうんだもん。巣穴は生臭いの?どうなの?」

庭先で猫は餌になって行きました。それは私が死ぬ一月前の出来事です。



やさしい狂気に満ちている(斎藤+平助)

「僕見たよ」
「何を?」
「一が相生さんと手繋いでるとこ」
「お前とも一緒に繋ぎたいと思ってるよ俺は」
「は、はじめ…!」
「葬儀終わって土に埋める前に髪の毛握ったまま市中引きずり回すのもあれだから、手を握ってだな…」
「ごめんなさい!!!!」










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