二度目はないぞ(斎藤)

一度目もないが、



真実しか語らないよ(永倉)

偽ってどうする、
あの血みどろ時代、を。



口下手な彼ですがどうぞよろしく(沖+斎+永)

「永倉さんはその…目障り的なアホさがある」
「ちょ、こいつ何!!」

「まったく二人とも仲良しなんだから^^見てて清々しいですよ。」
「「どこが!?」」



いくつになっても僕は報われない(市村)

死に顔に囚われて。



とうとう君に会えないで(斎藤)

愛していたよ。
お墓に簪、贈ろうか。



踊らば死せり(沖田)

(そのような殺人術)



悲しみは一途に巡っていくので(平助)

頭を斬り
落とした
いと願っ
てみるの
ですが、
僕はでき
ないので
ございま
す、



灰暗いまま笑みは消されていく(土方)

笑えない初めての顔。



したたかで奥ゆかしい(相生)

唯そう言われた、



委ねればほだされる

恋といふ、赤い減光で生きるものではありませぬ。
揺れる柳のような、行灯のようにゆらり触れり。堕ちても逝かぬものなのだと

それは三味線の音色でせう。










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