きれいな悲鳴の中、ただ外を眺めて何とも思っていない頭を真っ青に染めていた。 妙に居心地が悪い日差しだと舌打ちをすると、火縄銃の訓練をしている下級生と目が合ってしまったので、うざったく思い戸を閉めた。 (あ、うざったいのはこの教室の空気か) ふうと息を吐いてみるなり、教科書を投げ捨てる。あいつは泣いていた。喚かないで黙って泣いていればいいのになあ、あいつ。 「こぼすなよ、白いの」 言うと分かってるって、と、組の連中が軽い返事をするばかり。 教室の真ん中で群れているせいか、隅にいようと罵声と色声は永遠に聞こえてきそうな気がする。 それが何だか面白く感じて泣いているソレに触れた。 「らいぞ、なにしてるの?」 「っ、あ さぶ…」 「きもちいいの?」 「う、」 気持ちいいんだろうと、群れる奴らから笑われて捩じ込まれ、雷蔵は俺の目の前で涎を垂らす。 (そんな垂らし方って、下品にしか見えないよねえ) 「痛いよ、ね、助け、て三郎三郎やだよう!」 「痛くないだろ?こんなにパックリ開いているのに、ここ」 「いや、あ、 」 ギシギシと、机が壊れるんじゃないかってぐらい。つーか、ここの席の奴誰だよ、絶対精液の匂い染み付いて取れねーんだからな、腕を組んで言うと皆ふざけているのか、それがいーんだよと楽しい答えが帰ってきた。ああ、そうか、それが目的ではないが、そういう楽しみもお前らは求めているのか。 (雷蔵かわいそう。) 足を開けって言われて、腰をあげろって言われて、くわえろって言われて。だらしなく蜜口から白いの流しっぱなし。ね、だからその白いの、足を伝って流れてきてるよ。 「雷蔵、ちゃんと腹の中に入れておかないと勿体ねえぞ」 「も、無理い、お腹痛いよ痛い、さぶろう…」 「だから何で鉢屋ばっかりに助けを求めるかなあ、ろ組全員でお前と遊んでいるのに。」 こっちを向けと言われても雷蔵はコチラばかり見ていた。まるで本当に、(本当に雷蔵は俺のことが好きなんだと思う。だから俺しか見ようとしないんだ。そういうことだったんだ) あの眼が、可愛くも可哀想で仕方がない。 性欲処理になってしまった雷蔵を玩具のように扱うと、教室に残したまま他の奴らは楽しそうに出ていった。 「らいぞ、大丈夫?」 「流れてくる、ずっと流れてくる、う、気持ち悪い」 「お腹は?」 「痛いよう…」 「そっか」 ドロドロと、そういう類いの液体が机に座らせられた雷蔵の尻をつたい、それは床にまでも汚く垂れていた。 あからさまだ、こんなニオイ。 「ちゃんと、腹に留めて置かないから垂れてくるんだろ。どうするの、舐めて片付けるの?」 「っ…う、」 「いちいち泣くなよ」 ねえ、 「こんな精液舐めるぐらいなら、俺の舐める?飲んでもいいよ」 少し開けた戸から風が入り、雷蔵の濡れた太ももが淫乱に光っていた。こんなに誘うからお前が駄目なんだ、だからヤられるんだ。 (俺にしかそういう所、見せなければよかったのに) 「三郎の、飲みたい」 グチュ、股から生々しい音が聞こえた。 end リクエスト有難う御座いました! 本当に雷蔵は可哀想な子だなあと思ってしまいました。そしてエロすいませんもうちょっとガンガン行きたかったんですけど羞恥心が…(笑) 雷蔵虐め、楽しかったです! 090327 ← ×
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