自分だけのものだと確信していたのに、俺が見てしまった君は竹谷の股に顔を埋めて何かをしている光景であった。 竹谷の首は俺が持っているのになあ、 「らいぞう」 んん、と顔をこちらに向ける。鼻から顎までが血だらけであった。 おいでと言えば素直に此方へ来て抱きついてくれるが、血の匂いだけはどうにも消えない。 「おいしかった?」 「うん」 「口拭かないとね」 「うん」 アレが胃内に収まると思えば吐き気がして堪らない。ただ誘っただけなのに、こんなことになるなんて。さぞかし久々知も驚いているだろうに、あいつは臓器まで食べられていたっけ、 美味しそうに、そういう風な言い方は間違っていることに変わりはないが、こんなにも口角が歪んでしまうのは何故なのだろう、きゅっと雷蔵が腕を掴んできたのでゴトン、竹谷の首を落として言えるべき言葉も見失ってしまった。 「なんで急かすの」 「急かしてなんかいないよ、見てられなかった」 「嫉妬?」 それもあるけれど、級友が死んで食われているのは見たくもなかったというのが本音だろう。仕掛けたのは此方だったのに、仕掛けられたのは此方だ。 「三郎、どうして食べさせてくれないの、切り取られて食べられたいの?羅切は痛いよ?じゃあ小指から食べてあげるから、さあさあ大人しく手を出して」 だったら、こうしよう。 そう言って雷蔵の手を握り、頭を撫でたのは既に夕刻の話である。痛いのは回避してしまいたいので、俺は雷蔵を三度程抱いてあげた。申し分がないと判断した。 「三郎、もういい?」 四度目だった。 「僕を、輪姦して何をしようとしてたの?ふふ、食べられちゃ何もできないのにね、馬鹿だね」 「痛!」 「いただきます三郎」 end 名取様リクエスト有難う御座いました! な、なんか五年×雷蔵より鉢雷が否めないですが…こんなエログロになっちゃいましたごめんなさい!でも結局、雷蔵は皆とガッツリして性器を食べてますので!笑 なんかヤバイ方向に進んですみません…私がすごく楽しすぎました。エログロの範囲に留まってないかも、です´`; 090331 ← ×
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