生兵法は怪我のもと(竹谷) 六年生の先輩方(超恐)がしょっちゅう怪我しないわけが分かりました(潮江先輩と食満先輩の喧嘩傷は置いといて…) 得意武器を中途半端に身に付けているわけではなくて、しっかりと徹底しているからですね。……オレも微塵を駆使できるよう徹底しよう!と決心した矢先、怪我怪我怪我、怪我三昧の毎日です。 へこむたびに伊作先輩から励まされます。…アレ?伊作先輩って得意武器なんもないよね…? 「…うん!頑張れる気がする!いや、絶対頑張れる!」 習い性と成る(綾部+鉢屋) 「鉢屋先輩は悪行ばかりを繰り返していたので、そのような酷い酷い性格になってしまったのですか?」 「なにそれ、今俺いじめられてんの?」 「ああ、…でも、鉢屋先輩の性格の悪さは天性ですよね」 「ねぇ、俺をいじめて楽しんでない?」 二階から目薬(兵太夫+団蔵) 「…チッ、何で金吾あっち通るの。もうちょっと左側歩いてくれれば釣れたのに。ったく、僕の心待ちにした幸せの時間返せよ」 (きっ、金吾…!君死んじゃう…!兵太夫から狙われてることを早く教えてあげなくちゃ…!) 「ちょっと団蔵、どこ行くの?団蔵は僕の隣にいなきゃダメでしょ」 「……う、うん…。」 「なにその返事。返事は歯切れよく言わなきゃ。そうゆうとこ潮江先輩を見習った方がいいよ、じゃないと会計委員長になれないよ」 「嫌だ!!ならないよ!?」 「…なんだ、ちゃんとハキハキ返事できるじゃない。最初からそうしてよ、もどかしい」 憎まれっ子世に憚る(鉢屋+雷蔵) 「人から嫌われたり憎まれたりするような者が、かえって出世したりするんだって。だから三郎の将来は安泰だね!」 「……えっ……。」 二兎を追う者は一兎をも得ず(伊→→→食満) 「手を繋いで寝るのもいいし体を絡み合わせて寝るのもいいよねー!ぐっちゃぐちゃに!」 「悪ィ伊作…今日俺、作兵衛のとこで寝るわ…」 謀定まりて後戦う(久々知+勘右衛門) 「兵助、また考え事?」 「うん…。明日の昼食さぁ、冷奴定食なんだよね。だけど明日は朝から昼まで演習だろ?演習長引くかもしれないし…もしかしたら冷奴定食売り切れてて昼飯食いっぱぐれたりとかさ…。だから演習終わったら水浴びしないで食堂に直行しようと思うんだ。そしておばちゃんに冷奴定食を頼んで冷奴を堪能した後に水浴びしに行こうかなって。あ、でも演習帰りは泥だらけだから白い冷奴に泥が入ってせっかくの白を汚さないかな…大丈夫かな…。」 「冷奴定食無くならないから水浴びした後で大丈夫」 庇を貸して母屋を取られる(与四郎→食満) 「お前が寝れないって言うから…!一夜だけ伊作をしんべヱの部屋に預けて…!寒くて寝れないって言うから一緒の布団に入って…!抱き枕が無いと寝れないって言うから俺が嫌々抱き枕代わりになってやったのに……!恩を仇で返しやがって…!クソ!俺の上からおりやがれ!嫌がらせも大概にしろ…!」 「おーおー、でっぽぉほおらくせってンじゃねぇべー。留三郎もオラのこと好いてるけぇ色々してくれたンだしょ?」 「好いてるわけねぇだろ…!」 「おめー怒ってっとおっかねぇなぁー」 「お前が怒らせてんだろが!」 「いいからいから、ちっとつっぷしててけーろー。でんぼにオラのつっとむから。したっけスグ気持ち良くなるべ」 「はぁ…!?」 「しんねこにすっぺ。したらいかんべぇよ?」 「なに言ってンのか全然わかんねぇ!方言やめろ!」 「今からする気持ちいいことは内緒にしようってことだべ」 「っ………当たり前だ…!」 「じゃあオラを受け入れてくれるんだな!?」 「……ああ。」 「めんこいなー留三郎は」 「って与四郎!お前なに脱がせてンだよ!?腰紐と下帯返せ!なにするつもりだ!?」 「なにって…さっきせったべ?おめーなんと勘違いしてんだ?」 「俺はっ…俺はお前が腰を揉んで気持ち良くしてくれるとばっかり…!だからっ…忍者たるもの、腰揉みという娯楽で快楽を得るのが間違いだと思ったが…お前の優しさに負けて……内緒にしてくれるなら…と」 「ああやべぇ…おめーめんこすぎるべぇ…。腰揉みって……純粋すぎだべ?ンな歳で…」 「…方言であんまり聞き取れなかったが…気持ち良くなるって…。だから腰揉みしてやるってことを言ってんじゃなかったのか…?」 「あっちゃ〜…すっげーちげーべ。尻にオラの突っ込んだら気持ち良くなるってせったんだべ」 「……!?」 「まぁどっちみち気持ち良くなっからよ、任せとけ!」 「嫌だあああああ!」 人の噂も七十五日(六い) 「火のないところに煙は立たぬと言うではないか、文次郎」 「なんで名指し!?」 百聞は一見に如かず(雷蔵+勘右衛門+久々知) 「兵助が勘ちゃんのこと腹黒いって言うんだけど、僕は勘ちゃんと一緒に過ごしてて全然腹黒いって感じないよ、むしろすごく優しい」 「雷蔵、お前騙されてるよ…!勘右衛門はすっごく腹黒いんだって!」 「うるさいなー兵助は。雷蔵が言ってくれてるんだからさぁ。ねっ?」 「うん、僕勘ちゃんのこと大好きだよ」 「俺も雷蔵のこと大好きー!」 「だから雷蔵は騙されてるんだって!こいつ雷蔵にだけは優しいんだって!」 船は帆任せ帆は風任せ(六は) 「不運はどうにもならないんだからさ、自力で運命を変えようだなんて思わないで。諦めて僕に身をゆだねてね、留さん」 「俺まで不運扱いなのか?」 「だって、僕たち運命共同体じゃないか!」 「誰か!助けて!」 ← ×
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