君と僕は昔同じからだの中で(鉢屋+雷蔵)

「雷蔵と俺は生き別れの双子だよ。だから俺たち顔が同じなんだ」
「三郎っておもしろいね」



プロポーズ、かなり失敗してしまったようです。



彼のひるがえした言葉は、(食満+伊作)

不運で有名な保健委員長の善法寺伊作クン。

彼と同じクラスになること6回。彼と同じ部屋になること6回。不運に巻き込まれること1983回。
それが原因で泣いた回数星の数。


「トメ、僕たち腐れ縁だよね!嬉しいな!」
「……あ、ああ…。」



まぁ…不運に合わせられるのは俺しかいないし、
腐れ縁も悪くはない。



確実に息をころす、方法は、(仙蔵+文次郎)

「いっそのこと、お前の息の根を止めてやろうか」
「馬鹿かてめー!」



だから分からない振りをした(綾部+三木)

「綾部、お前こんなところも分からないのか?」
「うん、分からない。火薬のね、使い方とかよく理解できないし。うん、教えて欲しいって思う」
「そうかそうか。この4年生のアイドル、田村三木ヱ門様が特別に教えてしんぜよう」
「うん、教えておせーて。燃え尽きるまーで」





知ってる、本当は。



みにくいアヒルは言いました(利吉+小松田)

「どうして利吉さんは、僕なんかのことを"好き"って言って下さるんですかァ?」
「それは、……」



殺したいという感情を与えてくれるからだよ。



背中に伝わる鼓動(ユキ+トモミ)

「ほら、泣かない泣かない。目が腫れちゃうわよ」
「……」
「ほら、泣かない泣かない。可愛い顔が台無しよ」
「……ユキちゃん」


ほら、泣かない泣かない
ずっと大好きなトモミちゃんの側に居てあげるから。



精一杯の、本音(伊作+食満)

「僕ね、留と会えてよかったなって何時も思ってるよ!…だって、留は優しいし僕なんかの事を友達って言ってくれたし。それに何かと格好良いなぁって。だからこれからもズット友達で居てね、留三郎!」


「あ、ありが、と」
「え?何?」
「…っ、聞こえねーつったんだよ!伊作のバカ!」
「ひっどい!留三郎のアホウ!」



嫌い嫌い嫌い(鉢屋)

「何をそんなに怖がっているの?」



アイアイ傘(喜三太+兵太夫)

「何書いてるの?」
「ナメさんと僕がずっと一緒に居られますようにって、名前書いてるの」
「それ、人の名前書くもんだよ」
「人の名前?」
「僕の名前、そこに書いておきなよ」
「うん!」



死んでも言わない(きり丸)

人が焼けたニオイなど。










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