不完全恋愛症候群(鉢雷)

「今日は、えっちしたいしか言っちゃダメだから。」
「どうして?」
「ほら、えっちしたいって言わないと。」
「えっちしたい」
「ようし、よしよし。じゃあ今からしようか」
「結局、三郎がえっちしたいだけじゃん」
「うん」



この腕はどうして短いの(食満+潮江)

「鍛練のしすぎだろ絶対。お前、もう少し休養という存在を知った方がいいと思うけど…一応心配した結果の意見だ」
「俺が!いつ!どこで!腕が短いと言った!?!?」



平気だって嘘を見通しちゃいけない(久々知→←雷蔵)

「へえすけはいつもそんなんだもん、頑張りすぎたらだめだよ、触ってあげるから」
「ありがと」



しゃらくさい(竹雷)

「抱いてしまいたい!」
どちらの意味ということさえ曖昧すぎて分からなかった、頭の中が凄く混ざっている。

ぎゅってしたい。
ぎゅううってしたい。

「ハチ、苦しいよ…」
そう言ったら口付けしたい。



ともだち(鉢屋)

一度だけ、たくさんいる人は羨ましいと思った。心から楽しい心から笑える、だのに自身はなんて惨めなんだろうかと。
二度だけ、いらないと思った。その方がいいと思っていた。
三度だけ、また羨ましいという眼差しをした。本当に羨ましかった。(笑ってみたくて堪らない)

四度めはいらないと確信した。
多分、死んでも殺しても別に構わないと思うので。
(くだらない思考でしたね、)



巡らない四季

亡くなってからは廻らない。



愛が二人を遠ざけた(鉢雷)

「愛し過ぎまして、」
「さようなら」



声ひとつ滴り落ちた(鉢←ユキ)

「強情っぱりは損するよ、好きなら好きって言わないと」
「うるさい!」



不毛だって知ってたけど(鉢→雷→←竹)

「また今回も三郎に負けた…」
「負けたっていうか、0点に近いから惨敗の方が似合ってると思うぞ」
「僕は三郎より頑張り屋なハチの方が好きだよ」
「「!?」」



ずっと変わらないはずだったから(久々知)

手を握りしめたというのに
(あ、れ?)
もう握り返して来なかったので、スレ違ったのだと嘆き足を握って引き摺るのでしょう恐らく俺は。

(乱暴するよ、)










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