点滅(鉢屋)

生かしはしないが殺しはしない。
ねえ、この意味分かって我に微笑みかけているのだろうケタケタ首傾げて。



残暑(竹谷+久々知)

「なあ兵助、俺さいきん駄目なんだわ、ハアハアするんだわリアルに」
「え、リアルに何が?」
「もう汗かいてムレムレ状態に前掛けのみだとガバッとしてチューしてギューッてしたいわけよリアルに」
「おまえリアルに三郎的キモさだよ、リアル!」
「…リアル?」
「うん。つーか誰に対して言ってんの?」
「え、雷蔵に対して。」
「ごめん。俺、リアルに雷蔵の護衛につきたいわ、ハチと三郎みたいなのから雷蔵守りてぇわ」
「リアル!?!?」



凝らす眼(鉢雷)

「透視の術!!!!」
「死ねぇッッ三郎!」



誠意の声(食満+仙蔵)

「留三郎。伊作が喜八郎のタコ壺に落ちた現在進行形」
「進行形!?」
「私は落ちる瞬間を見てしまった。が、助けなかった。何故だか分かるか?」
「分からねーよ!!何で助けねーんだよ!!」
「不運が移るからさ」
「うおおお伊作!!!!」



薄情者め(左門+次屋+富松)

「俺、おまえら置いて先に学園戻るから。」
「「なんで!?」」
「どうせ俺が先頭で道歩いててもいなくなるし…もう無理!!無理無理!!」
「「意地悪!陰湿!ひどい苦しい死んじゃう!」」
「ほらね!!そういうトコ!!そういうトコが嫌なの!!おまえらのそういうトコが……大好きだよ全くね!!」
「「さ、作兵衛…!(きゅん)」」



お手上げ(鉢屋+文次郎)

「先輩に勝つ人なんていないっスよね、マジ尊敬^^みたいなキモさだしぃ」


潮江先輩が泣きました。
 は?なんで?



無知な大人(ユキ)

じゃあなんだって言うの、



逃げる走る(雷蔵)

追う追われる
殺る殺られる

殺す殺したい



底上げ注意(綾部)

首を絞めてしまった細い少し血のついた縄を地下賛嘆に響く深い水面の底へ沈め三日月見上げつつ誰かが喰らいついたのだと、光ってる何かを星だと決めつけずに百合と一緒、溺死させてしまったらどうなのでしょう。
(もがくのか、死ぬのか)

「誰か縄を引っ張ってあがってきてよ、つまんない」

期待してる。
キラキラした硝子の人間が出てきてコンチチハ、僕ハジメマシテ、言うの。
「タスケテ」
なのに上がってくるのは死体ばかり、ね、だからつまんないって言ってるじゃないさっきから。

「シンジャッテ下サイ」

縄を放り投げた。
(もう浮いてこなくていいよ、)



風のきこえ(久々雷)

初めて雷蔵から平手打ちをされた。痛かった。反面、驚いただけだった。
「僕、兵助が好きだって言ったのにどうしてそんな事言うの!嫌い!」
布団からもぞもぞ出て着物を着込む後ろ姿は怒っているんだろうな、って。

「三郎が、雷蔵好きだって。」
(どうしてあんなこと言ってしまったのか、)


「…恥ずかしかったから、ごめんね。嫉妬で言えなかったなんて嘘っぽい事は無理に言わないけれど本当は、」
好きだよ以上に好き、布団に引きずり込んでしまえば嫉妬だと認め、取り消すこともできるみたいです。










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