ジレンマを叫ぶ(喜三太+しんべヱ+仙蔵)

「「立花仙蔵せんぱぁ――い!」」
「うぁぁ来るな来るな!」

お前らと一緒にいると、私はおかしくなるんだよ!



セブンティーン(利吉+小松田)

「利吉さん、僕今年で17になるんですよ〜!これで利吉さんに一歩近付けます!」
「君が一つ歳をとれば、私も一つ歳をとるんだけど?」
「あーっ!そっかぁ!」


馬鹿だな、君は。
別に近づかなくてもいいのに。

馬鹿だな、ホント。



37.0℃(久々知+綾部)

「久々知先輩、熱あるみたいなんですケド」
「え、早く保健室に行かないと…!」
「久々知先輩って、豆腐好きのクセに風邪は治せないんですね」
「えぇ!?」



P.S.(仙蔵+文次郎)

Dear.文次郎
今日は暑かったな。
お前を見ると更に暑苦しくなった。後で謝れよ。
そして汗を流しすぎだ。目にしみるからやめてくれ。
キモチワルイからやめてくれ。

追伸
シーネシーネ!
最初の"Dear"を"DEAD"に変えてもう一度読み直してから死ね。


「文次郎、この手紙をお前にと思ってな…」
「いらんわァ!」



狂ったデッサン(伊作+仙蔵)

「僕にはできないよ、いくら友達が敵になったって」
「甘いな、伊作」
「仙ちゃん……」


僕の首が落ちた。
ゴロゴロと。



無造作に笑った君とその先の、(雷蔵+鉢屋)

「雷蔵、俺っていつ死ぬと思う?」
「えーと、明日とか?」
「ひどいな雷蔵は」
「あはは、冗談だよ」




冗談だって、
言ったのに。



ラララ(小平太+伊作)

「こへってオンチ」
「伊作こそ」

「「一緒だね!」」



羽根が生えた(会計委員会)

「おいシッカリしろ団蔵!寝ちゃダメだ!」
「田村先輩…もう僕も左吉も限界です……」
「…死にます」
「僕は寝ていない僕は寝ていない僕は(以下略)」
「左門!気持ち悪い呪文を呟くなァ!そこォ!さっさと手を動かせ三木ヱ門!」


戦え会計委員会。

宵の闇。
宵の病み。
三日目の徹夜、今日で四日目。



√9(小平太+長次)

「聞いてよ長次!私ったらさ私ったらさ!浴槽で寝てたんだよー!」
「………」
「だよねだよね!もう本当に私ってば死んじゃうよね〜!」
「………」
「えっ有難う!私もソックリそのまま長次に返すよ!」
「………」
「あははは!私たち親友だよなァ!」

どうやら、
会話成立(してるらしい)



どうぞ好きにしてごらん(仙蔵+文次郎)

「文次郎。お前にはいつも苦労をかけているからな、たまには私を殴っても良いんだぞ?」
「……は、ァ?」
「まぁ…10倍返しは肝に命じておけよ」

「殴らさせてもらいません……」
「何だ文次郎、つまらんな」










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